キャディさん達によるグリーン修復作業は、毎日ホールをかえて行われています。冬の間グリーンの芝は、寒さの関係から寝ています。動物に例えるならば、冬眠状態とも言えます。
通常であれば、グリーンフォークでグリーン上の傷んだ箇所を、寄せる作業で間に合いますが、冬にこの様な事をしますと根を切ってしまい、逆効果になってしまいます。
< 箱根コース9番ホールでの修復作業 >
< 2021年1月17日撮影 >
この事から上記写真の様な、目砂作業が必要になって来ます。
根の冬眠中に過剰な栄養剤を施用しても効果が薄いものの、それでも若干の栄養剤を加えた目砂を、傷んだ箇所へ与える事で、気温が上がり根が活性化して来た時の効果が違って来ます。
グリーンは畑と違い耕す事が、出来ないデリケートなものです。ですからきめ細かい施用が、必要になって来るとも言えます。
本日は当クラブスタッフの地道な日常作業を、紹介させて頂きました。
2021年の今年は富士山に雪が少なく、例年と異なる姿をしています。下記の写真は1月17日(日)早朝に、富士コース1番ホールの横から撮影したものですが、この写真からもお分かり頂ける事と思います。
当クラブへ長年勤務しているスタッフによれば、この様な姿を見た記憶が無いとの事です。
様々な情報を総合したところ、昨年11月、12月に降水量が少なかった事から、富士山頂付近でも降雪になるケースがまれであり、着氷しなかったと思われます。
例年の三分の一程度の雨量、其の事が現在の姿へ至らしめた、大きな要因の一つと言われています。
そして現在、山頂付近は猛烈な風が吹いている為、多少の粉雪は蹴散らされ積雪しない様です。いずれにしても近年まれな富士山の姿です。
今年まだ来場されていない会員の方々へ、めずらしい富士山の現状を報告致したく、当かわら版へ記させて頂きました。
富士にはやはり、雪が似合いますよね!
2021年1月17日(日)今年初めての月例競技が開催されました。12日に降った雪の影響も殆ど無く、また風も無かった事から、寒さを除けば比較的ラウンドし易い状況だったと言えます。
お集まり頂いた会員数は32名、当初のエントリー数から大幅に減少したのですが、気候と言うよりは多分に新型コロナウイルスの影響と思われます。
この様な中、見事今月の優勝を勝ち取ったのは、三浦俊一様です。
< Aクラス優勝_三浦俊一 様 >
< 1月17日マスター室前にて撮影 >
フロントナインの富士コースを38、バックナインの箱根コースを39のトータル77で回られた三浦様は、ネット68にて優勝するのみならず、舟橋史郎様と共にこの日のベストグロスに輝きました。
この日三浦様のドライバーショットは、湿ったものが多く快音は少なく、更にパーオン率も低かった様ですが、この不調を救ってくれたのが、パットとアプローチでした。
18ホール中バーディ1個ダボ1個と言う内容は、流石シングルプレーヤーに相応しい、安定したゴルフだったのではないでしょうか。
優勝おめでとう御座います。
なお2位以下5位までの方々は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 高山知明 45/37 グロス82 ネット68
3位 杉本佳宏 41/38 グロス79 ネット70
4位 原田 仁 45/37 グロス82 ネット70
5位 舟橋史郎 39/38 グロス77 ネット71 ベストグロス
今年初めてのBクラス月例競技は、1月17日(日)女性4名男性32名の合計36名の方々にお集まり頂き、開催する事が出来ました。
昨日16日の様な暖かさは無かったものの、それでも冬の御殿場とは言えない気候でした。競技1組目は7時37分に箱根コースをスタートし、バックナインは丹沢コースを回る流れでした。
今年初めての月例競技に優勝したのは、ネット63を達成し更にベストグロスを獲得した青木敏彌様です。
< Bクラス優勝_青木敏彌 様 >
< 1月17日マスター室前にて撮影 >
ドライバーが飛びませんね!と開口一番嘆き節が飛び出した青木様でしたが、今回アプローチとパットの調子が良く、好スコアを出せたのでは無いかと自己分析されて居られました。
普段は85前後のスコアですからと謙虚な青木様ですが、箱根コース41、丹沢コース40と安定したゴルフを展開しトータル81は、ご本人曰く出来きすぎとの事でした。
この日青木様には福が、もう一つありました。自らの会員資格を譲ったご子息の青木慎介様が、5位入賞されたのです。親子での受賞は帰りの車中でも、さぞかし会話が弾んだ事と思われます。
優勝そして入賞、おめでとう御座います。
なお2位以下5位までの方々は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 飯島保夫 43/41 グロス84 ネット64
3位 金子 強 42/46 グロス88 ネット66
4位 河原義彰 43/47 グロス90 ネット66
5位 青木慎介 45/50 グロス95 ネット68
当クラブでは来場者皆様の利便性を考え、4年ほど前よりクラブのグリップ交換を行っております。取り揃えているグリップは、パターとそれ以外の2種類です。
パターは4種類、通常グリップは6種類ですが、カラーバリエーションは4色から5色を用意しております。
< 坂田プロによる交換作業風景 >
グリップとアドレスは、長いキャリアを積んでもゴルファーであれば、常に悩みの種と言っても過言では有りません。グリップがしっくりと来るか否かでは、その日の気分も随分と変わって来ます。
通常長く使用しているグリップは、汚れや手垢で滑りやすくなっています。簡単な手入れは、家庭用の中性洗剤を薄め、洗う事でかなり改善はするものです。
しかしながら経年劣化は如何ともしがたい部分であり、これはグリップ交換無くては改善しません。スコアを買えるとするならば、この部分ではないでしょうか。
会員の皆様そしてゲストの皆様、是非当クラブでラウンドされる際は、マスター室へお声をかけて頂き、グリップ交換をご検討してみて下さい。
交換後の気分の良さは、何事にも代えがたく、ナイスショットの快音が聞こえて来そうです。
新年明けましておめでとう御座います。
昨年を振り返りますと、コロナに始まりコロナで終わった、大変厳しい1年だったと言えます。これは当クラブのみの問題では無く、国内全てのゴルフ場が味わった苦しみでした。此れまで経験した事のない未知の領域も多く、どの様なコロナ対策が有効なのか、スタッフ一同毎日が手探り状態で過ぎて行った1年でもありました。
この様な中、ゴルフ場は3密に成り辛いという認識が定着して来た事、更に在宅勤務の運動不足を解消したいニーズも重なり、秋口から徐々に単月ベースでは、会員様の予約が例年以上入る様になって来ました。
一重にこれも会員皆々様ご愛顧の賜物と、感謝する次第であります。
とは言え今年もコロナ問題が解決した状況では無い事から、慎重に適時対策を講じていく必要が有ると認識すると共に、決して噂に惑わされる事なく、会員やゲストの皆様そして当クラブスタッフの安全を確保すべく、鋭意努力して参る所存で御座います。
さて今年は関東倶楽部対抗予選会が、5月に沼津ゴルフクラブにて開催される予定です。代表選手に選出された皆様のモチベーションも、昨年後半から徐々に高まりつつある事を実感しておりますので、会員の皆様へはより良い報告が出来るのではないかと思われます。
最後になりましたが、今年1年会員の皆様には、引き続き当クラブをお引き立て頂きます様、重ねてお願い申し上げ結びとさせて頂きます。
2021年(令和3年)元旦
富士平原ゴルフクラブ
支配人 鈴木 幹男
2020年12月20日グランドチャンピオン戦も終盤に差し掛かる中、その衝撃的出来事は突然起きたのです。何と丹沢コース8番ホールで、アルバトロスを達成した選手が現れたのです。
それは下記右側写真の御仁、渡辺達也様です。
< アルバトロスを達成した渡辺達也様へ支配人・鈴木より粗品贈呈 >
< マスター室前にて撮影 >
8番ホールは268ヤードの短いパー4ホールです。
初心者教室の様で申し訳御座いませんが、普段言いなれない用語ですので、おさらいしておきたいと思います。
3打目でカップインすればバーディ、2打目で入ればイーグル、1打目でカップに吸い込まれたならば、、アルバトロスと言いますよね?
ティーショットを気持ちよく打った渡辺様は、手応え良くピン筋一直線に放物線を描く打球に満足度高く、気持ち良くティーングラウンドを降りたのです。
ところがグリーンに近づき見渡せど、自らのボールが無いのです。大きすぎてOBか?いやカラスが持ち去ったのか?
唯一ピン2メートルに乗っていたボールを発見したのですが、同伴者の原田様より「それは私のボールです」と高らかに宣言されると、不安な気持ちを抑えきれ無くなってしまったのです。
小走りにグリーン奥の枯れ葉の中を探すも見当たりません。打ち直しをすべくティーングランドへ戻ろうと、失意の中カップを覗きこめば、有るでは有りませんか!
「え!!入っていたの?. . . . これってアルバトロス?」
この一報が入って来たマスター室では大騒ぎになり、事務所から支配人の鈴木も駆けつけて来ました。
パー3ホールでのホールインワンは、どのゴルフ場でも聞く話です。1ゴルファーが、3万打に1回の確率で達成出来ると言われておりますので、納得出来てしまいますが、アルバトロスは違います。
「おめでとう御座います」この言葉以外見つかりません。心からおめでとう御座います、と申し上げ閉めたいと思います。
12月20日(日)年間チャンピオンを決定するとも言える、グランドチャンピオンAクラス競技が開催されました。
早朝7時時点での気温は、マイナス4度と言う厳しい気象条件でしたが、1組目が箱根コースをスタートする頃には、マイナス1度まで上昇してきておりました。風が殆ど無かった事が、体感温度を下げずに済んだと言えます。
この競技へ参加出来るのは、1月から12月までの各月例競技優勝者と5位までの入賞者です。今回の参加選手は27名ですが、優勝は渡辺達也様でした。
このグランドチャンピオン競技へ出場したいという執念から、12月のラストコール杯で優勝し、その勢いでこのグランドチャンピオンでも勝利をものにしたのです。それもアルバトロス達成と言う、とてつもないお土産付きで。
< グランドチャンピオンAクラス優勝_渡辺達也 様 >
< マスター室前にて撮影 >
渡辺様はこのグランドチャンピオン競技優勝を射程に入れ、そのプランを練っていた様です。どの様にモチベーションを高めていくのか、技術的にベストの状態で試合に臨む、その様なプランが全て的中した様です。
ちなみに渡辺様のスコアは、箱根コース42、丹沢コース32のトータル74にて、ベストグロスも獲得しています。
この日は渡辺様の為にあった様な一日でした。おめでとう御座います。
なお2位以下5位までの方々は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 塩野 茂 44/40 グロス84 ネット67
3位 奥原唯視 43/38 グロス81 ネット68
4位 原田道夫 43/40 グロス83 ネット70
5位 茂田 勉 44/41 グロス85 ネット70
12月20日(日)グランドチャンピオンBクラス競技が、富士コースをスタートし箱根コースを回る18ホールズにて行われました。
参加選手は今年1月から12月までの各月例競技で、優勝者を含めた5位までの入賞者が対象になります。今回ご参加頂いた有資格者は25名ですが、見事この競技を制したのは村越勝美様です。
スコアは富士コース45、箱根コース43のトータル88、ハンディキャップ24ですのでネット64でした。なおこのグロススコアは、2位の村上様同様にベストグロスでもあります。
< グランドチャンピオンBクラス優勝_村越勝美 様 >
< マスター室前にて撮影 >
村越様は昨年2019年の会員募集にてご入会されました。ハンディキャップ取得後、2020年10月の月例競技以降、毎月参加されています。
本競技ではグリーンが固いと見抜き、常にグリーンの手前手前を意識し、ダイレクトに攻めない様注意したとの事です。
アイアンの切れも良く、狙い通りにいった事が、このスコアと優勝に繋がったと自己分析されています。
来年も月例競技で入賞出来るよう頑張りたい、との抱負を村越様は語られると共に、「クラブライフ」を楽しんでいます、とのお言葉が大変印象に残りました。
なお2位以下5位までの方々は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 村上隆一 41/47 グロス88 ネット67 ベストグロス
3位 柳田 渉 49/41 グロス90 ネット68
4位 藩 美子 47/48 グロス95 ネット71
5位 山本義久 51/39 グロス90 ネット72
12月20日(グランドチャンピオンシップ木曜杯)が開催されました。競技の名称は<木曜杯>ですが、年間の総合優勝を決めた開催日は日曜日でした。
参加選手は15名、箱根コースをスタートしバックナインは丹沢コースを回る、18ホールズで競われたこの競技を制したのは北島節男様でした。
< グランドチャンピオン木曜杯優勝_北島節男 様 >
< マスター室前にて撮影 >
スコアは45、42のトータル87、ハンディキャップ25ですので、ネット62の快進撃でした。この日北島様はドライバーの方向性が悪く、使用したのは箱根3回と丹沢1回のみでした。
本調子ではないと思うやいなや、ドライバーを封印したのですが、これが功を奏した好結果となりました。しかしいずれは、思う存分触れる様、今後は修正して臨みたいとしております。
北島様は2003年の頃に会社のお仲間と共に、当クラブへご入会されましたが、そのお仲間とは毎月第2土曜日にラウンドされているとの事です。
クラブライフを楽しんで頂いている様子が、目に浮かんで来ました。是非来年もご活躍頂きたいと思います。おめでとう御座います。
なお2位以下5位までの方々は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 飯島保夫 42/45 グロス87 ネット63
3位 鎌田三夫 48/48 グロス96 ネット68
4位 小笠原康夫 44/41 グロス85 ネット70
5位 村元和夫 43/47 グロス90 ネット71