< 2022年9月11日の富士山 >
甲府地方気象台は9月30日、富士山に「初雪」を観測したと発表しました。昨年よりも4日遅いとの事です。富士山を良く知る地元の方々によれば、一瞬白っぽく見えた日はあったものの、肉眼で確認出来る日は少なかった様です。
下記写真は、「うっすらと見れる」様になった、10月30日時点での写真です。上空の雨が、雪になって積もり出しと言えます。
< 2022年10月30日の富士山 >
上記写真以降、雪模様が徐々に強まり、下記写真の様に11月27日時点では、すっかりと雪でおおわれています。
< 2022年11月27日の富士山 >
これからしばらくの間は、上記写真の様な光景を、日々見て行く事になるのだと思われます。此れからも富士山の変わり行く姿を記録し、会員の皆様へ報告して行きます。
当クラブを取り巻く自然環境が、少しずつ変わろうとしている季節です。10月下旬までは青々としていたフェアウエーも、11月に入り急速に赤茶けて来ました。
芝枯れのシーズンとなりつつあります。
< 富士山の冬景色 >
< 10月26日撮影_富士コース1番ホール >
< 芝が枯れて来たフェアウエー >
< 11月7日撮影_富士コース1番ホール >
足が遠のいてしまわれた会員の皆様へ、上記写真を見て楽しんで頂ければ幸いで御座います。前回のレポートは、下記のリンクより御覧頂けますので、ご参考にして下さい。
下記写真は2021年9月19日(日曜日)、富士コース1番ホールティーングランド横から撮影したものです。見て御覧のとおり、雪が全く無い状態です。
気象庁によれば今年、初雪として観測出来た日にちは9月7日との事です。寒気が入って来て雨が降り、雪になったとの説明でしたが、此れまでは10月に入り観測出来るのが一般的としている為、何時に無く早い初雪でした。
しかしながらその初雪も現在は、全く見る事の出来ない状態であり、此の状態が何時まで続くのか、不安な気持ちにもなります。
近年のゲリラ豪雨に代表される異常気象は、コース管理をして行く上で大変悩ましい問題で有り、特に芝の育成には気をもみます。幸いにも当クラブでは、現時点で大きな自然災害の悪影響は、最小限に留められています。
様々な事情から当クラブでのプレーを中断されて居られる会員の皆様に、少しでもコース周辺状況を伝えたく、今回は富士山を取り上げレポートさせて頂きました。
因みに当クラブ支配人・鈴木によれば、気象庁の観測所は山梨側に有り、其処での観測が基データになっているとの事でした。
2021年の今年は富士山に雪が少なく、例年と異なる姿をしています。下記の写真は1月17日(日)早朝に、富士コース1番ホールの横から撮影したものですが、この写真からもお分かり頂ける事と思います。
当クラブへ長年勤務しているスタッフによれば、この様な姿を見た記憶が無いとの事です。
様々な情報を総合したところ、昨年11月、12月に降水量が少なかった事から、富士山頂付近でも降雪になるケースがまれであり、着氷しなかったと思われます。
例年の三分の一程度の雨量、其の事が現在の姿へ至らしめた、大きな要因の一つと言われています。
そして現在、山頂付近は猛烈な風が吹いている為、多少の粉雪は蹴散らされ積雪しない様です。いずれにしても近年まれな富士山の姿です。
今年まだ来場されていない会員の方々へ、めずらしい富士山の現状を報告致したく、当かわら版へ記させて頂きました。
富士にはやはり、雪が似合いますよね!
富士山の名前は古代からいろいろな表現がされています。
ごく一般的なのが「不二山」。他に比べようがない唯一無二の高峰という意味です。
「不尽山」は、山の頂に年中、雪が絶えないという意味のようですが、御承知のように夏の富士山には冠雪はありません。余りの大きさを”尽きる
ことなき”と表現したのかもしれません。万葉集の山部赤人の歌「田子の浦ゆ、うち出て見れば真白にぞ、不尽の高嶺にゆきはふりける」で有名です。
万葉集ではこのほか、「布士」「布自」の文字が使われていますが、万葉仮名は一種のあて字なので、「ふじ」と呼ばれていたことだけは事実のようです。
「不死山」は竹取物語のように、不老不死の伝説からきています。
「福寿山」というめでたい名前がなまったという説、「富慈山」からきた名前だという人もいますが、いずれもあて字のように思われます。
「富士山」という今日の書き方は、士に富む山という意味で、武士道が発達する鎌倉時代以降のものとみられます。
名称の由来についてこのほか、アイヌ語の「フンチ」(火の神=火山)、マレー語「フジ」(すばらしい)などからきたという説があります。
富士山を「芙蓉」と称するのは、頂上噴火口の形から来たものと思われます。
流鏑馬祭り
流鏑馬(やぶさめ)とは、走る馬上から的を射る武芸の一つであり、
神社や神前へ奉納される神事とされています。
1193年、源頼朝が富士の裾野で巻狩をおこなった際、
富士山本宮浅間大社へ流鏑馬を奉納し
武運長久・天下泰平を祈願したそうです。
その後、800余年にわたり、現在でもこの流鏑馬は
本宮浅間大社の祭儀として継承されています。
祭りでは前日から富士川川原祓、馬場祓、かむなかけの儀など
さまざまな祭儀が行われ、また当日には流鏑馬式の他に
古式射手、練行なども行われます。
また、特殊神饌として甘葛(あまずら)が供えられます。
甘葛とは、もとは葉を煎じ甘茶として飲まれたようですが
現在は、樹液のままお供えされ参列者にも授与されます。
製法は代々甘葛太夫をつとめる深澤家の秘伝となっています。
御殿場の桜まつり
今年は例年に比べ桜の開花時期が5日程度遅くなるようですが
当ゴルフ場へご来場の際には、風物詩のひとつとされております
桜と富士山の見事なコントラストを、是非ご堪能下さい。
また、毎年この時期になりますと、御殿場では
さまざまな桜まつりが開催されます。
昼とは違った雰囲気の桜を見ることが出来る
夜のライトアップなど、プレーの後にもご観賞
出来ますので、お時間がございましたらお立ち
寄り下さい。
【第10回御殿場桜まつり】
★ライトアップ
・御東原循環線…4/7~4/22 18:00~21:00
・秩父宮記念公園…4/12~4/15 18:00~20:30
・平和公園… 4月中旬 日没~21:00
・東山観音堂…4月上旬 日没~22:00
・富士山樹空の森…4/20~4/22 18:00~20:30
★イベント開催
・秩父宮記念公園…4/14 9:00~20:30
…4/15 9:00~19:00
・富士山樹空の森…4/21・4/22 9:00~20:30
【時之栖(ときのすみか) 桜まつり】
当ゴルフ場の宿泊プランでお馴染み
時之栖園内の桜は河津桜&ソメイヨシノが
合わせて2000本、露店や桜のライトアップが
行われます
・4/7~(終了日は桜の開花状況により変動となります)
※イベントの内容は開花状況などにより
変更になる場合がございます。
雛のつるし飾り
今年も富士平原・クラブハウス内には当クラブの
キャディさんが丹念に作った「雛のつるし飾り」が
4月3日まで飾られています。
この「雛のつるし飾り」は江戸時代後期から伝わる
伊豆稲取地方の風習で、娘の初節句に無病息災、
良縁を祈願して雛壇の両脇に細工をつるし
無事成長し良縁を得た頃、大願成就のお礼を込め
正月のどんと焼きに納められました。
それゆえ、古いつるし飾りはほとんど残されず
母親やおばあちゃんが縫ったものを納めきれずに
そっと大切にしまっておかれた数少ないお手本から
型紙が起こされ、今では25万人の来場者で賑わう
伊豆稲取を代表するお祭りとなっています。
また、御殿場にある秩父宮記念公園では
「第九回つるし雛飾り展示会」にて御殿場農協
つるし雛同好会の方々により作成された
100体5000個のぬいぐるみとともに、辰の置物や
貝雛なども、3月18日まで展示されています。