< カップ切りの作業をする管理スタッフ >
3月も下旬になり大部気温が上昇して来ましたが、これから次第に芝根も活性化して来ます。昨年秋に散布した肥料の効果が、これから発揮されて来ますので、より芝目が立ったグリーンで転がりの良いタッチを、会員の皆様には味わって頂ける事と思います。
当クラブで使用しているグリーンの芝種はG2です。これはペンクロスの後継芝種として、10数年前より入れ替えて来ており、数年前に全ホールの作業が完了しております。特徴は芝密度が高く、暑さに強く管理し易い事です。
当クラブはその置かれた位置関係が、非常に有利です。近年地球の温暖化が叫ばれ、日本各地でも夏は高温の酷暑と成り、特にゴルフ場関係者にとっては、如何にベントグリーンを維持して行くかが、大きな問題と成っております。
< 現在の芝根の状態 >
しかしながら当クラブは標高が高く、風通し良いのが特徴になっております。この事がグリーンの芝にとってはとても良い環境と成っております。真夏にグリーンの芝がやけて裸地になってしまう事は、なかなか有り得ませんので、この点で会員の皆様にご迷惑をかける事は、無いと自負しております。
今後管理スタッフによる作業スケジュールとしましては、各グリーンのコアリング作業が有ります。会員の皆様にはプレーの点で一時的にご迷惑をかける事と思いますが、どうしても避けられない作業ですので、ご理解頂ければと思います。
この作業は日々サッチ(芝の切りカス)が、グリーンに堆積して来ますと、水はけが悪くなり根腐れの元になります。また新鮮な空気を土壌へ入れる事で、根が活性化して来るのですが、この作業を定期的に行うか否かで、芝の状態もかなり変わって来ます。
ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
3月3日小雨の降る中、2019年度3月の月例杯が開催されました。Aクラスは参加者28名にて、丹沢から富士コースをまわる18ホールズにて競われました。
< Aクラス優勝_吉川寛様 >
優勝は丹沢41、富士41のトータル82でラウンドされた吉川寛様ですが、ハンディキャップ16にてネット66のスコアでした。
昨年まではBクラスで月例に参加していた吉川様ですが、今年からAクラス入りと言う事で、若干の環境変化に対する不安を抱えながらも、ご本人曰く気心知れた方々とのラウンドが好結果を導いてくれた、と自己分析されておりました。
技術的には、<入れ頃外し頃>のショートパットが入りまくり、吉川様の気分をより一層盛り上げた様です。今年に入り二回目のラウンドとは思えない、安定したゴルフを展開した吉川様ですが、寒さと腰痛を吹き飛ばす様な、気分の良い一日になった事と思われます。
なおスリーサムのこのパーティ全員で、1位、2位、3位を独占すると言う快挙を成し遂げております。
2位以下5位までの入賞者は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 青木勝二 38/42 グロス80 ネット67
3位 村田武人 40/41 グロス81 ネット67
4位 原田仁 37/40 グロス77 ネット69 ベスグロ
5位 山本務 39/43 グロス82 ネット69
< Bクラス優勝_井上陽一様 >
< 箱根コース・2番ホールにて撮影 >
Bクラスは富士コースから箱根コースをまわる18ホールズでしたが、見事優勝を飾りましたのは井上陽一様です。
45、47のトータル92でホールアウトし、ハンディキャップ21ですからネット71の1アンダーでした。
残念ながら井上様からお話を伺う事は出来ませんでしたが、92と言うスコアはBクラス参加者29名の中で、ベストグロスでもありました。
2位以下5位までの入賞者は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 片岡祐子 59/47 グロス106 ネット71
3位 作田幸雄 47/46 グロス93 ネット74
4位 鈴木文夫 52/47 グロス99 ネット74
5位 池田良子 52/53 グロス105 ネット74
< 丹沢コース・1番ホールにてイーグルを達成された横山登様 >
< 1番ホールのグリーン上にて撮影 >
横山様は1番ホール3打目からの距離を85ヤードと判断し、52度のウエッジを振り抜きました。見事な放物線を描いたボールは、ピンをめがけ一直線に飛んで行ったのです。
ピンそばに落ちたボールは、恐らく1バウンドだったと思われますが、< ガシャーン > と言う遠くからでも聞こえる程の大きな音を立て、カップへ消えて行ったのです。
イーグル達成の瞬間でした。
横山様は会員に成られて10年以上のキャリアをお持ちですが、富士コースの2番ホール以外は、全てイーグルを達成しているとの事です。
ちなみに横山様のスコアは、37/43のトータル80で10位でした。