2019年1月20日(日)今年第1回目の月例競技が開催されました。既にお知らせしておりますよう、これ迄の3クラス分けを、AとBの2クラスへ再編し初めて行われました。
早朝は小雨に成るも10時頃より少しづつ回復し、虹を見る事も出来ました。午後からは快晴と成ったのですが、気ままな風はプレーヤーのクラブ選択を大いに迷わせました。
ところで今回Aクラスは、富士コースから箱根コースをまわる18ホールズで、参加者は男性36名でした。またBクラスは箱根コースから丹沢コースと言う流れで、参加者は男性37名、女性5名の合計42名でした。
< Aクラス優勝_相原和夫様 >
富士コース8番ホールにて撮影
相原様は富士コースを38、箱根コースを36のトータル74でラウンドされたのですが、ハンディキャップは6ですのでネット68にて、同スコアの牧野様をハンディの関係から退け優勝しました。
また相原様のグロススコアは、二位の奥原様を7打差と大きく引き離しました。ホールアウトして来る多くの選手が、異口同音に「今日の天候でこのスコアは凄い」と発していましたが、皆様ただただ同感するばかりでした。
このスコアに対しご本人は「満足していますよ」と言いつつも、やり残した事が有った様な、若干消化不良の部分がご自身の中であった様です。
尚、以下入賞は下記の皆様です。(敬称略)
2位 牧野文夫 39/43 グロス82 Net68
3位 諸星道治 45/39 グロス84 Net69
4位 奥原唯視 40/41 グロス81 Net71
5位 山本務 41/42 グロス83 Net72
Bクラス優勝_藩 美子様 (敬称略)
2位 前田廣次 46/41 グロス87 Net69
3位 片平拓 47/45 グロス92 Net69
4位 池田良子 51/50 グロス101 Net70
5位 加藤優一 42/46 グロス88 Net71
< 3位入賞_片平拓様 >
競技会の最終組から一組前でまわっていた片平様ですが、箱根コース47、丹沢コース45のトータル92でホールアウトしました。片平様のハンディキャップは23ですから、ネット69で上位進出をはかりました。
技術面やら精神面で好スコアを出せた要因を伺いたかったのですが、片平様は若干興奮気味で、「何が良かったのか、良く分かりません」と自嘲気味にお話しされていました。
とは言え片平様の嬉しさが、ひしひしと伝わって来ており、充実感を味わって頂いて居られました。また次回も挑戦して頂きたいと思います。
2019年1月13日(日)インテグレーションカップが開催されました。前日夜半からの空模様が心配され、天気予報では雪の可能性もありました。
しかしながら当日は10時頃よりは陽も差し始め、風も殆ど感じられず、天候に恵まれたとも言えます。とは言え天候を不安視し、若干名の方がエントリーを取り止める中、19名の参加を得て開催されたのですが、今競技で優勝を飾ったのは髙橋明彦様です。
箱根52、丹沢46のトータル98スコアでラウンドされた、髙橋様のハンディキャップは33ですから、ネット65と言う事になります。
ホールアウト後の集計所では笑顔満面の高橋様でしたが、「今日は帰りますが、カップは次回参加時に頂きます」とのお言葉は、競技の楽しさを存分に味わって頂けている様でした。
<2019年1月インテグレーションカップ優勝_髙橋明彦様>
以下順位は下記の通りです。(敬称略)
2位 金子強 グロス89 ネット66
3位 飯島保夫 グロス86 ネット68
4位 堀内公正 グロス87 ネット68
<5位_吉村賢一様、グロス83 ネット69>
5位に入賞されたのは、吉村賢一様でした。ベストグロス82の茂田勉様には一打及びませんでしたが、83はグロス2位の成績でした。
普段から「キレないゴルフ」に努めており、今競技でもその様なゴルフが出来たとの事です。どの様な自然条件であろうと、参戦を決めたからには不平不満を言わず一生懸命取り組む姿勢は、ゴルファーの鏡とも言えます。
今日は3メートル前後のパットが良く入ったとの事ですが、反面1メートル前後のショートパットにミスが多く、課題を残したようです。この点を修正し次回の競技会へ、臨まれるものと思います。
あきらめないゴルフを信条としておられる吉村様ですが、支配人鈴木との表彰式へ臨んだ笑顔は、お人柄がにじんでいる様でした。
羽ばたけ坂田俊介プロ_当クラブ所属トーナメントプレーヤーを紹介
当クラブ所属の坂田俊介プロに、今年そして来年に向けた抱負を、語ってもらいました。下記内容は当クラブ広報部がまとめたものですが、坂田プロのJGTOツアーに対する挑戦を、会員の皆様にもご理解頂き、ご支援賜りたくお願い申し上げます。
坂田プロは中学生時にバスケットボールを部活動で行っていましたが、父親の影響も有り15歳の秋からゴルフに取り組む様になりました。その後ゴルフの強豪校である専修大学へ進学し、4年生時にはキャプテンを務め、日大や東北福祉大学と多くの大会でしのぎをけずって来ました。
卒業後はプロの道を歩むべく、同郷の先輩である遠藤慎一プロがキャディーマスターを務める当クラブへ、就職する事になりました。そして2016年に3回目の挑戦でPGAのプロテストに合格したのですが、合格者55人中13位タイの成績でした。
現在JGTOツアーへ参戦すべく準備中ですが、昨年富士カントリー可児クラブ・可児ゴルフ場にて行われたサードQTでは、2日目と3日目に調子を崩しファイナルへ進めず悔しい思いをしましたが、今年こそはと言う思いも強くしております。目的は2020年にJGTOツアーを主戦場に戦う事です。
同プロの持ち味は、厳しいコースセッティングの中で大たたきする事無く、バーディチャンスを確実にものにして行く事です。ドライバーの平均飛距離は270ヤードですので、決して飛ぶ方では有りませんが、ショットの正確性そしてアプローチとパットで、優勝を狙える選手に成りたいと考えています。
近年PGA TOURによるコースセッティングの特徴は、トーナメントに於けるコースヤーデージを闇雲に延長する事では無く、ショットメーカーが優勝出来るようなものへと変化しつつあります。これはギアメーカーの絶え間無い用具開発とその進化により、これまでのコースが陳腐化しつつある事に対する、ある意味アンチテーゼとも言える対策です。
時代が選手を作り上げる訳ですが、坂田プロにとってPGA TOURのこの傾向は歓迎すべきものであり、近い将来必ずJGTOツアーもその様に動いて行くものと思われます。パワーゴルフに対する神格化は、曲がり角にさしかかっており、徐々に終焉を迎えつつあると言っても過言では無いのです。
坂田プロは当クラブに於いて後進の指導のみならず、会員の皆様への技術的アドバイスも日常的に行っております。アドバイス内容によってはフィーが発生する場合も有りますが、是非、坂田プロのエッセンスを吸収し、技術力をアップして頂きたいと思います。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。
会員の皆様におかれましては、穏やかな新年をお迎えの事と、心よりお慶び申し上げます。
早いもので私も前任の木本より支配人職を引き継ぎ、今年の4月でまる2年に成ります。会員の皆様に喜んで頂けるサービスは何かと、日々自問自答しながら一歩ずつ歩みを進めている今日で御座います。
昨年は会員ご家族様によるご利用が、多くなって来た様に感じられた1年でもありました。2世代或いは3世代に渡る会員ご家族様のラウンドは見ていて微笑ましく、皆様にコミュニケーションの場を提供出来ている事を誇りにさえ思えます。
今日社会の高齢化は否応無しにすすんでいますが、仕事をリタイヤした後の人生が長いのも事実であり、如何に健康寿命を延ばすかは、社会の大きなテーマでもあります。私共はゴルフを通じこの大命題へも、貢献出来るのでは無いかと考えております。
競技志向或いはエンジョイ型更にはファミリー層まで、様々な会員の皆様にゴルフを通じ、充実した日々を過ごして頂きたく、本年も従業員一同鋭意努力する所存で御座います。何卒ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
2019年元旦
富士平原ゴルフクラブ
支配人 鈴木 幹男