< 赤枠内が枝打ちした箇所 >
< 丹沢コース・3番ホール グリーンへ向かい右側 >
2月12日よりコース内の枝打ち作業を行っていますが、主な作業予定箇所は下記の通りです。作業期間は約1ヶ月を予定して居ますが、余裕があればその他の箇所も適時対処して行きます。
■ 丹沢コースの3番と5番の林体
■ 丹沢コースの7番ホール グリーン周り
■ 富士コースの6番ホール グリーン周り
この作業の目的は、コース内の風通しを良くする、日照を改善する事ですが、これによりコース内の芝の育成が良くなると共に、コース内が明るくなります。
上記写真でお分かり頂ける事と思いますが、3番ホールに残雪はありませんが、隣の5番ホールの林体横は溶けずに残っています。今後はこの状況が、少しづつ改善して行くものと思われます。
この伐採作業中、プレーヤーの皆様にはご迷惑をおかけする事が有ろうかと思いますが、何卒ご理解頂きます様、宜しくお願い申し上げます。
< 松原キーパー >
< 管理棟前にて >
昨年の酷暑をなんとか乗り越えられ、また丹沢コース5番ホール・グリーンの改修工事を無事終えられた事が、大きな成果だったと言えます。
酷暑に関しては近年に於ける大きな現象ですので、永年的対応が求められています。コース管理を担当する者にとっては、水やりに関し適切な処置が求められており、状況判断を的確に行い、クオリティーの高いコースコンデションを提供していきたいと考えています。
とは言え昨年に限定するならば、フェアウエーの一部が酷暑の関係から、焼けてしまったのがなんとも悔やまれます。
本年は丹沢コース7番ホール・グリーンの改修工事を、2月より開始する予定にしています。管理スタッフも作業自体に手慣れて来ておりますので、梅雨明けには完成させる計画です。
< グリーンスピナー >
< 管理棟内にて >
今年の大きなテーマとして、『ディポット跡が残りづらいグリーン』を目指しています。単にグリーンのコンパクションを締めるのみならず、薄目砂を均一に散布する事で、よりクオリティーの高いグリーンへ仕上げられます。
その為には専用の機械も必要であり、上記写真の「グリーンスピナー」を既に購入しています。昨年以上の転がりの良いグリーンを春先から提供出来ると思いますので、会員の皆様そしてゲストの皆様には、是非ご堪能頂きたいと思います。
本年も宜しくお願い申し上げます。
< 丹沢コース5番ホール >
< 右サイドから >
< グリーンサイドのり面の芝状態 >
< グリーン後方から5番ホールのティーングランド方面をのぞむ >
グリーン面に於ける芝は活着し、日々4ミリカットにて整備を行っています。しかしながらグリーンサイドののり面は、上記写真でも確認出来る様に、芝がまばらな状態です。
しかしながらのり面の芝は根がしっかりと活着している事から、今後は水やりを行いながら、芝の特性である匍匐してくるのを、じっくりと待つ事になります。
グリーンとその周辺部について、工事は終了しておりますので、今後は整備作業が中心になって来ます。順調に推移した場合、本年9月末から10月初旬にかけ、新5番ホールとして来場者皆様が使用出来る様に成るものと考えています。
来月8月のレポートを、お楽しみにして頂ければ、幸いで御座います。
< 丹沢コース5番ホール >
グリーン上の芝はほぼ活着したものの、未だ刈込をしていない状態ですが、低刈りにも十分対応出来るものと思います。更に50cmほどの落差のある2段グリーンは、ピン位置にもよりますが、決してバーディホールとは言えなくなるものと思われます。
グリーン周りと傾斜地の芝は、根づきも良いのですが、もう少し時間をかけてから機械を入れたいと考えています。
バンカーの砂は3分の2ほど入れた状態ですが、残りはの3分の1は納期が不明な為、現時点で明確な完成時期が分らない状況です。
上記写真で分かるバンカー手前の工事箇所は、傾斜を緩やかにする為に行っています。此れまではスロープが厳しい事から、ここに止まったボールを打つのは、プレーヤーにとってミスが出る頻度が高くなります。此れを避けたいと考えています。
来月のレポートをご期待下さい。
丹沢コースをワングリーンへすべく改修工事を行っておりますが、本年2023年度は5番グリーンの工事を行っています。下記写真は3月19日に撮影したものに成りますが、荒造成中の状況をお分かり頂ける事と思います。
< 3月19日現在に於ける工事状況 >
3月初旬から開始された工事は、8月下旬の完成を目指していますが、現時点での予定としては4月中に荒造成を終え、5月に入った段階から芝張りを行って行きたいと考えています。
グリーンの形状としては、フェアウエーからグリーンを見て、左右への2段グリーンにする予定です。あまりにも形状を厳しくしますと、プレーの進行にも差支えますので、多少緊張感を持てる程度にしたいと考えています。
とは言えグリーン手前にバンカーを置く予定にしていますので、転がしでのせる戦法は取り辛く、難易度としては高くなるものと思われます。尚グリーンの大きさは、約600㎡を想定し、作業しています。
変わり行く丹沢コースの状況を、会員の皆様へ適時かわら版にて、今後も報告して行く予定にしています。お楽しみにして頂ければ、幸いで御座います。
完成は梅雨明けを、目標にしています。
< 丹沢コース3番ホール改修工事状況 >
< 6月5日撮影 >
6月初旬時点でグリーンの造形と芝はりは終了しており、周辺のシェーピングも終わっています。残すは上記写真からもご推察頂けます様、画面左側の斜面に造られましたマウンドの芝はりのみです。
来場者のご利用は、芝の活着状況にもよりますが、冒頭の通り梅雨明けを想定しています。
この度の改造により、3番ホール自体の難易度が高まった事から、レディースとゴールドティーの設定を見直す必要が出て来ました。現時点では、これ等のティーを現在の位置より30ヤードほど、前進させた箇所に増設する予定です。
ティーングランド自体も、やや大きめなものに成ります。新たな3番ホールが、間もなく出現しますので、是非ご期待頂きたいと思います。
丹沢コース1番と4番ホールティーングランド周辺の伐採が進みました
昨年より行われていました丹沢コースの1番ホールと4番ホール、この2ホールティーングランド周辺の伐採(間引き)が終了しました。
< 1番ホールティーングランドからクラブハウス方向 >
< 5月8日撮影 >
< 昨年立て替えられた1番ホールティーングランド看板 >
< 5月8日撮影 >
この結果、ティーングランド周辺の風通しが良くなり、光が入り易くなった事で全体的雰囲気も明るくなりました。この2要素が大きく影響したと思われますが、芝の生育が良くなった手ごたえを感じています。
芝の植生に好影響をもたらし、酷暑対策に有効と言われている間引き伐採は、近年多くのゴルフ場で採用しており、当クラブに於いても数年前より着手して来ていました。
しかしながら当クラブのコース管理陣が、一昨年からの楢枯れ対策に忙殺された事から、間引き作業が思う様に進んでいませんでした。今後は丹沢コースに限らず、風通しが悪く防球対策に効果無しと思われる箇所を最優先に、この作業を行って行く予定です。
少しずつですが着実に、「明るい富士平原」に変わって行きます。