2020年度の研修会へ新規にご入会された7名の内、4月5日の研修会へご参加された6名をご紹介するこのシリーズの最後に、ご登場頂く会員は矢野陽一朗様です。
矢野様は昨年行われた当クラブの正会員補充募集へ、手を上げて頂きご入会された訳ですが、その大きな動機は競技ゴルフをしたい事でした。
緊張感のあるゴルフは大変魅力的であり、研修会へご入会される方の多くが、多少なりとも腕自慢であるが故に、その様なゴルフの雰囲気を味わいたいと思われるのは、当然なのだと言えるのではないでしょうか。
これを裏打ちする様に、矢野様のハンディキャップは11です。
シングル目前のハンディです。
ところで矢野様は上記写真の通り、サウスポープレーヤーです。しかしゴルフに取り組み始めた頃は、周囲からの勧めも有り右打ちでした。
左利きの人が右打ちでゴルフをすれば、大変上手に成るなどと周囲から言われたそうですが、現在は自然体の左打ちへ修正しております。
この方が随分しっくりし、違和感がないとの事です。
矢野様のご紹介でひとまずこのシリーズは終了しますが、研修会の新規会員となられた井上和巳様に付きましては、機会を捉えお話を伺いたいと考えております。
是非、楽しみにして頂ければと思います。
三井様のハンディキャップは現在7です。
いわゆる片手シングル目前と言うところだと思いますが、三井様の此処までの道のりは、決して平坦なものでは有りませんでした。
かつて三井様が一生懸命ゴルフに取り組む中、その進歩の前に立ちはだかったのは、難敵イップスでした。三井様はこの病いに打ち勝とうとするものの、叶う事が出来ずゴルフ道を捨てる事になったのです。
それは今から10年ほど前の事でした。
ギアからウエアまで全て身の回りのものを処分し、ゴルフとは一切関りを絶つ事にしたのです。
それから5年の空白期間を経てゴルフを再開したのは、今を去る事ちょうど5年前に成ります。三井様は以前より当クラブの会員でしたので、この度思うところ有り研修会へご入会されました。
三井様のご希望は研修会の活動を通じ、人間性を磨いて行きたいとの事です。今後は此れ迄の苦い経験を糧に、大きな花を咲かせて頂きたいと思います。
今回研修会新人としてご紹介致します方は、髙橋陽一郎様です。
髙橋様はトップバッターでご紹介しました佐藤様同様、昨年2019年の正会員補充募集にてご入会されました。
御年は30歳を過ぎたばかりで、これから将来の成長が大変楽しみな、ある意味若者と表現しても過言では無い方です。
ハンディキャップは16を取得されましたが、此れ迄ゴルフクラブの会員になった事が無く、今回初めて会員制クラブへご入会されたとの事です。
研修会へご入会頂きました動機は、競技志向からの様ですが、「ゴルフの技術のみならず、研修会で多くの事を学びたい」と言うご希望が有ります。
研修会の先輩諸氏より多く学んで頂き、将来はクラブを代表する様な方になって頂きたいものです。
4月5日に開催された新年度第1回研修会へは、新入会された会員7名中6名の方が参加されました。今回はその内の1名、佐藤裕樹様をご紹介させて頂きます。
佐藤様は、昨年2019年に行われました当クラブの正会員補充募集にて、ご入会されました。氏は当時既に他クラブの会員でしたが、当クラブの会員とお付き合いが有り、その方に誘われご入会されたとの事です。
現在ハンディキャップは11です。
氏はもともと競技志向でしたので、研修会への入会に戸惑いは有りませんでした。今後は研修会の皆さんとラウンドする中から、ゴルフ技術や精神などを学び、上達して行きたいと考えております。
研修会の先輩諸氏に於かれましては、是非、温かく迎えて頂きたく、お願い申し上げます。
昨年度は17名の方々が富士平原ゴルフクラブ研修会会員として、主にゴルフ技術の研鑽に励んで参りました。
2020年の新年度は4月1日に発足し、新たに7名の方がご入会されました。
昨年度から継続して頂いた方々も含め今年は24名体制となりましたが、かつて2013年(平成25年)時には30名の方が、在籍していた事を思いますと、やっとその背中が見えて来たのかとも思います。
4月5日(日)に開催されました今年度第1回目の研修会へは、新人の方6名が参加され、大いに盛り上がりました。
ラウンド後の研修会ミーティングは、新型コロナウイルスの関係から中止にせざるを得ませんでしたが、私自身会の盛り上がりを肌で感じております。
今年の関東倶楽部対抗は残念ながら中止になりましたが、今年この24名にて切磋琢磨する中から有力選手を輩出し、来年開催されるであろう対抗戦では、此れ迄以上の成績を残せる様にしたいと思います。
最後になりましたが、研修会の運営にご尽力頂いている鈴木支配人及び遠藤プロ兼キャディマスターには、会を代表し感謝申し上げます。
4月5日(日)快晴に恵まれた月例競技は、女性1名と男性48名の合計49名にて、開催されました。この月例競技は研修会競技とも重なった事から、ホールアウト後キャディマスター室前のアテスト会場は、お互いの調子を確認しあう選手同士の会話で、大いに盛り上がりました。
早朝に富士コースをスタートした時点では、あまり感じられなかった風ですが、時間の経過と共に次第に強くなり、強者共を大いに苦しめました。
アンダーパーで上がって来たプレーヤーが二人のみと言う状況が、これを良く物語っていると言えます。その様な中、2アンダーをマークした大野裕雅様が、見事この度優勝者と成りました。
< Aクラス優勝_大野裕雅様 >
< 富士コース43 / 箱根コース42_グロス85・ネット70 >
競技の一日を振り返り大野様は、< ツキが大きくもたらしてくれた優勝です >と語って居られます。この話には、単にラッキーばかりが重なった訳では無い、伏線とも言える出来事が先月に有ったのです。
その出来事は先月の月例競技中に起きました。同伴競技者の打球がシャンクし、大野様の左腕に当たったのです。痛みはほとんど有りませんでした。
この打球事故以降、大野様に大きな変化がおきました。次のホールから4連続パーで上がれ、尚且つパットもリラックスして打てる様になったのです。
この好調さが今回の競技まで尾を引き、ミスショットがミスにならず、チップインやベタピンになってくれたのです。
パットも事故以来好調さを維持しており、刈り高3.8ミリ、速さ9フィートのAグリーンを、大野様の腕(ウデ)は全く苦にしませんでした。
今日一日が、大野様の為にあった様な日でした。おめでとう御座います。
なお2位以下5位までの方々は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 伊勢政明 45/38 グロス83 ネット71
3位 大川 徹 41/46 グロス87 ネット72
4位 伏木勇二 45/43 グロス88 ネット72
5位 舟橋史郎 40/40 グロス80 ネット73 ベストグロス
4月5日(日)晴天の中、Bクラス月例杯へは女性4名、男性48名の52名が参加されました。箱根コースのスタート時は穏やかだった風も、次第に強風となり、多くの選手を苦しめました。
この様な自然環境をものともせず、10アンダーと言う見事なスコアをたたき出し優勝したのは、路川郁夫様でした。
< Bクラス優勝_路川郁夫様 >
箱根コース45/丹沢コース43のグロス88、ネット61と言う路川様のスコアは、2位以下多くの選手を落胆させるに充分な数字でした。
氏のゴルフキャリアスタートは20代までさかのぼりますが、本格的に取り組みだしたのは10年ほど前の30代後半からです。
氏は昨年の会員募集にて当クラブへ入会されたばかりですが、これまでの飛ばすエンジョイゴルフから、競技ゴルフの楽しさに目覚めた様で、多くの当クラブ先輩諸氏を手本として、更に技術を向上させて行きたいとの思いを強くされております。
今後もクラブ競技へ積極的に参加され、クラブライフを楽しんで行きたい、と言うお気持ちを強く持たれた様ですが、路川様にゴルフの神様が降りて来た一日でもあった様です。
なお2位以下5位までの方々は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 大関 晃 42/42 グロス84 ネット63 ベスグロ
3位 作田幸雄 43/41 グロス84 ネット63 ベスグロ
4位 鈴木文夫 44/45 グロス89 ネット63
5位 吉川康宏 46/41 グロス87 ネット67