3月3日小雨の降る中、2019年度3月の月例杯が開催されました。Aクラスは参加者28名にて、丹沢から富士コースをまわる18ホールズにて競われました。
< Aクラス優勝_吉川寛様 >
優勝は丹沢41、富士41のトータル82でラウンドされた吉川寛様ですが、ハンディキャップ16にてネット66のスコアでした。
昨年まではBクラスで月例に参加していた吉川様ですが、今年からAクラス入りと言う事で、若干の環境変化に対する不安を抱えながらも、ご本人曰く気心知れた方々とのラウンドが好結果を導いてくれた、と自己分析されておりました。
技術的には、<入れ頃外し頃>のショートパットが入りまくり、吉川様の気分をより一層盛り上げた様です。今年に入り二回目のラウンドとは思えない、安定したゴルフを展開した吉川様ですが、寒さと腰痛を吹き飛ばす様な、気分の良い一日になった事と思われます。
なおスリーサムのこのパーティ全員で、1位、2位、3位を独占すると言う快挙を成し遂げております。
2位以下5位までの入賞者は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 青木勝二 38/42 グロス80 ネット67
3位 村田武人 40/41 グロス81 ネット67
4位 原田仁 37/40 グロス77 ネット69 ベスグロ
5位 山本務 39/43 グロス82 ネット69
< Bクラス優勝_井上陽一様 >
< 箱根コース・2番ホールにて撮影 >
Bクラスは富士コースから箱根コースをまわる18ホールズでしたが、見事優勝を飾りましたのは井上陽一様です。
45、47のトータル92でホールアウトし、ハンディキャップ21ですからネット71の1アンダーでした。
残念ながら井上様からお話を伺う事は出来ませんでしたが、92と言うスコアはBクラス参加者29名の中で、ベストグロスでもありました。
2位以下5位までの入賞者は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 片岡祐子 59/47 グロス106 ネット71
3位 作田幸雄 47/46 グロス93 ネット74
4位 鈴木文夫 52/47 グロス99 ネット74
5位 池田良子 52/53 グロス105 ネット74
< 丹沢コース・1番ホールにてイーグルを達成された横山登様 >
< 1番ホールのグリーン上にて撮影 >
横山様は1番ホール3打目からの距離を85ヤードと判断し、52度のウエッジを振り抜きました。見事な放物線を描いたボールは、ピンをめがけ一直線に飛んで行ったのです。
ピンそばに落ちたボールは、恐らく1バウンドだったと思われますが、< ガシャーン > と言う遠くからでも聞こえる程の大きな音を立て、カップへ消えて行ったのです。
イーグル達成の瞬間でした。
横山様は会員に成られて10年以上のキャリアをお持ちですが、富士コースの2番ホール以外は、全てイーグルを達成しているとの事です。
ちなみに横山様のスコアは、37/43のトータル80で10位でした。
2019年LPGAプロテスト合格へ_研修生・谷藤あおばの挑戦
当クラブより一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(LPGA)主催の2019年度プロテストを受験します、2人目の研修生・谷藤あおばを、本日は紹介いたします。
この度の谷藤にて、今年当クラブからプロテストへ挑戦する、男女5名全ての紹介が終了します。
岩手県出身の谷藤は、中学生時代からゴルフで頭角を現し、高校3年時にはゴルフ部の部長を務める程、周囲から信頼厚くリーダーとして活躍しました。
地元では広く知られた存在だったのです。
ところで地元岩手県は降雪の関係から、3~4ヶ月間ほどゴルフ場がクローズになります。ゴルフの実践練習と言う意味ではハンデが有り、この事から谷藤は高校卒業と同時に地元では無く、当クラブで研修を積む道を選択したのです。
2015年4月からです。
昨年のプロテストでは周囲の雰囲気にのまれてしまい、谷藤は自分のゴルフを展開出来ず、不合格になってしまいました。これも実力と言えばそれまでですが、それ以降は自信を持ったゴルフが出来る様、当クラブの遠藤プロに指導を仰ぎながら、スイング改造に取り組んで来ております。
コンパクトなスイングで、ミスヒットを無くす事が当面の課題です。
谷藤の得意クラブはウェッジです。30ヤードから40ヤード先のピンを攻めるのに多用しておりますが、上げても転がしても寄せる自信があり、プロになっても見せ場は此処だと自覚しております。
ドライバーの平均飛距離は220~230ヤードですが、谷藤の最大の特徴は曲がらない事です。フェアウエーキープにかけては自信を持っております。
3月1日よりプロテスト受験の受け付けが開始されます。谷藤は第一次予選へエントリーする予定ですが、試合会場は千葉県の「ゴルフ倶楽部成田ハイツリー」を選択する予定です。当クラブより比較的近場にある事から、練習ラウンドをし易いと考えた為です。
当クラブ会員の皆様におかれましては、是非、ご声援のほどお願い申し上げます。「かわら版見ました、頑張ってね」、これ程嬉しい事は御座いません。
2019年の今年、当クラブでは研修生として日々練習を積み重ねている柴晴恵と谷藤あおばの2名を、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)主催のプロテストへ送りだします。
本日紹介しますのは、柴晴恵(シバ ハルエ)です。
富山県出身の柴は、高校卒業後地元のゴルフ場へ勤務しました。当初より柴はプロゴルファー志望でしたが、どの様な練習やスイング作り、或いは体づくりをすれば良いのか暗中模索でした。
数年勤務の後に、現状打破無くして志しの達成無いとの思いを強くし、より良い環境を求めて2016年1月より当クラブへ勤務しております。
昨年2018年に柴はLPGAの下部ツアーであるステップアップツアーへ、単年登録の資格にて参戦する事が出来ました。
4試合へエントリー出来たのですが、結果は今一歩及びませんでした。しかしながらこの戦いを通じ柴は、自らに不足しているもの、例えば技術であったり基礎体力など、取り組まなければならない課題も明確にする事が出来たと言えます。
柴は当クラブで練習を重ねる中、グリーン周りのショートゲームを各段に上達させました。簡単にボギーを打たない粘り強さも、身に付いたと言えます。更に大きな課題であった体力面も強化出来ており、プロテスト受験に向け期待が膨らみます。
プロの資格を獲得する為には、第1次予選 ➜ 第2次予選 ➜ 最終プロテストの3段階を、乗り越えて行く必要が有ります。
柴は3月1日よりエントリー開始になる第1次予選へ申し込む予定ですが、全国4会場の中から愛知県の東建多度カントリークラブ・名古屋を選択する予定です。
8月28日から始まる選択会場での第1次予選ですが、是非、会員の皆様の心強い応援をお願い申し上げます。
本日会員の皆様へ紹介しますのは、今年の公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)のプロテストを受験します、当クラブ男子研修生の吉野達也です。
今年当クラブでは男子3名をプロテストへ送りだしますが、既に中莖と金子の2名を紹介しておりますので、今回の吉野が3番目で最後と成ります。
吉野は2018年3月に山梨学院大学経営情報学科を卒業し、翌月の4月から当クラブへ研修生として勤務しております。
学生時代は日刊アマ関東大会にて、2015年と2017年の2度に渡り優勝するという実績があります。特に2017年の優勝は、3ホールにも及ぶプレーオフを制してのものでした。精神的にタフな戦いでの勝利は、吉野を一回り大きく成長させました。
昨年2018年の静岡県ゴルフ場協会が開催した研修ラウンドでは、年間順位12位の成績にて、今年の第二次プロテスト受験資格を獲得出来ました。
吉野自身の自己評価としては、決して満足のいくものでは無いものの、現在のスランプ状態を考えるならば、良く耐えたとも言えます。
クラブはドライバーからアイアンまで、万遍なく使いこなすのですが、特に5番ウッドを得意としております。3アイアンで止まらないボールを打つよりは、5番ウッドで高いボールを打ちグリーンへ止める、この様な精度の高い攻め方を得意としております。
現在課題にしているのはパットです。この課題を克服していく事が、ゴルフに対する自信を取り戻し、大きく飛躍していける点だと吉野は理解し、日々練習に励んでおります。
以前は長尺パターを試していた時期もありますが、現在は通常の短尺へ戻し練習しております。
当クラブ会員の皆様の「頑張れよ」と言うお言葉が、気持ちを奮い立たせる何よりもの薬ですので、是非場内で見かけた折には、ご声援のほど宜しくお願い申し上げます。なお吉野は今回が、プロテスト初挑戦と言う事になります。
本日会員の皆様へ紹介するのは、今年公益社団法人日本プロゴルフ協会(会長:倉本昌弘_以下PGA)のプロテストへ挑戦する、当クラブ所属の研修生・金子直矢です。金子はプロテスト初挑戦になります。
金子は2017年11月より当クラブ所属の研修生として今日に至っておりますが、その経緯は当時在籍していた山梨学院大学を中退し、プロゴルファーの道を選択したからに他なりません。
ゴルフを自らの職業として行くからには、アマチュアゴルファーで時間を費やしたく無かったとも言えます。
22歳での決断でした。
昨年2018年は静岡県ゴルフ場協会主催の研修ラウンドで健闘し、年間順位2位の成績を克ち取りました。
1位の選手とは、総ストローク数で1打差でした。6ラウンドに於ける平均ストロークは69と言うもので、これは殆どの研修ラウンドで常にアンダーパーでまわって来なければ、達成出来ない数字なのです。
この結果、7月から始まる第二次プロテストへ、駒を進める事が出来ました。
金子のゴルフスタイルは、コースマネジメントをしっかりしながら、バーディを取れるホールで確実にとって行くもので、安定感のあるゴルフだと言えます。
得意クラブは8番アイアンですが、このクラブで150ヤード前後のピンを狙って行きます。ワンピン以内についたならば、もう一つ得意なクラブであるパターで、バーディを果敢に狙っていきます。
金子は自身の課題を、ドライバーショットに於いています。ドライバーは少し安定感が無い点に、不安を感じている様ですが、テストの始まる7月迄にはトレーニングを積んで、今以上にしたいと考えております。
最終プロテスト会場である茨城県の静ヒルズカントリークラブより、吉報を届けられる様頑張ります、と本人も固い決意で臨む所存ですので、是非、会員の皆様にも応援して頂き、ご声援頂ければ幸いで御座います。
2019年の今年、当クラブから男女5名の研修生が、プロテスト合格を目指し挑戦する事になりました。男子の場合は、約5,500名が在籍する公益社団法人日本プロゴルフ協会(会長:倉本昌弘_以下PGA)が、認定する年一度の実技テストで合格する事が目標になります。
このプロテストには毎年約1,000名の選手がエントリーしていますがその流れは、< プレ予選 ➜ 第一次プロテスト ➜ 第二次プロテスト ➜ 最終プロテスト >と言うものに成ります。最終プロテストで上位50位タイまでの選手が合格と成ります。
当クラブ所属の5名に付いては、順を追い紹介して行きたいと思いますが、本日は中莖雄大(ナカクキ ユウダイ_26歳)を紹介させて頂きます。
中莖は地元静岡県の出身で、現在26歳です。ゴルフの強豪校である日本大学在学中は、体育会系ゴルフ部で活躍し、卒業後当クラブへ研修生として勤務しております。
当クラブが所属しております静岡県ゴルフ場協会は、PGAより13名のプロテスト推薦枠を与えられております。同協会主催の研修8ラウンドに於いて、1位の選手は自動的に最終プロテストへ進む事が出来、2位より13位までの12選手は、第二次プロテストへエントリー出来るのです。
中莖はこの研修ラウンドに於いて、6ラウンドの平均ストローク70.5を記録し、4位の成績を収めました。この結果、第二次プロテストへの受験資格を獲得しております。エントリーは3月1日より開始されますが、試合は全国3会場にて、7月に行われる予定です。
中莖は昨年、北海道の登別カントリー倶楽部で開催された、最終プロテストへ挑戦する事が出来ました。しかしながら2日目と最終日に、自身が描く思う様なゴルフを展開出来ず、涙を飲む事になりました。今年こそはと言う強い思いで、応援して下さる当クラブ会員の皆様へ、吉報を届けたいと考えております。
是非とも引き続きご声援のほど、お願い申し上げます。
2019年1月20日(日)今年第1回目の月例競技が開催されました。既にお知らせしておりますよう、これ迄の3クラス分けを、AとBの2クラスへ再編し初めて行われました。
早朝は小雨に成るも10時頃より少しづつ回復し、虹を見る事も出来ました。午後からは快晴と成ったのですが、気ままな風はプレーヤーのクラブ選択を大いに迷わせました。
ところで今回Aクラスは、富士コースから箱根コースをまわる18ホールズで、参加者は男性36名でした。またBクラスは箱根コースから丹沢コースと言う流れで、参加者は男性37名、女性5名の合計42名でした。
< Aクラス優勝_相原和夫様 >
富士コース8番ホールにて撮影
相原様は富士コースを38、箱根コースを36のトータル74でラウンドされたのですが、ハンディキャップは6ですのでネット68にて、同スコアの牧野様をハンディの関係から退け優勝しました。
また相原様のグロススコアは、二位の奥原様を7打差と大きく引き離しました。ホールアウトして来る多くの選手が、異口同音に「今日の天候でこのスコアは凄い」と発していましたが、皆様ただただ同感するばかりでした。
このスコアに対しご本人は「満足していますよ」と言いつつも、やり残した事が有った様な、若干消化不良の部分がご自身の中であった様です。
尚、以下入賞は下記の皆様です。(敬称略)
2位 牧野文夫 39/43 グロス82 Net68
3位 諸星道治 45/39 グロス84 Net69
4位 奥原唯視 40/41 グロス81 Net71
5位 山本務 41/42 グロス83 Net72
Bクラス優勝_藩 美子様 (敬称略)
2位 前田廣次 46/41 グロス87 Net69
3位 片平拓 47/45 グロス92 Net69
4位 池田良子 51/50 グロス101 Net70
5位 加藤優一 42/46 グロス88 Net71
< 3位入賞_片平拓様 >
競技会の最終組から一組前でまわっていた片平様ですが、箱根コース47、丹沢コース45のトータル92でホールアウトしました。片平様のハンディキャップは23ですから、ネット69で上位進出をはかりました。
技術面やら精神面で好スコアを出せた要因を伺いたかったのですが、片平様は若干興奮気味で、「何が良かったのか、良く分かりません」と自嘲気味にお話しされていました。
とは言え片平様の嬉しさが、ひしひしと伝わって来ており、充実感を味わって頂いて居られました。また次回も挑戦して頂きたいと思います。