富士平原GC かわら版

今年度研修会のすすめ方を横山会長に伺う

 

 

2022年1月23日(日)当クラブ研修会総会が開催され、昨年度の改善点などが話し合われました。総会終了後その概要を横山会長に伺う事が出来ましたので、要点をかいつまんで報告させて頂きます。

 

研修会_横山登会長

< マスター室前にて撮影 >

 

会議風景

 

今年度のスタート組み合わせ

此れまでのスタート組み合わせは、会員の希望も含み、親しい会員同士でラウンドする傾向にあった。この事から昨年度は新規会員が増えたものの、新旧会員のコミュニケーションが充分にはかれなかった。

 

新会員へ疎外感や孤立感を抱かせない為にも、此れ迄のスタート方法を改善する必要があった。

 

この様な状況を踏まえ研修ラウンド前半は、スタート組み合わせをマスター室へ一任し、新旧会員がふれあえる様に工夫する。後半は成績順でスタートを組み合わせる事で、自らの順位が自動的に把握出来、目的意識を持ったプレーに集中出来る様にする。

 

 

ポイントシステムについての評価

ポイントシステムを昨年より導入したが、大きな不公平感も無く、無難なシステムを採用出来たのでは無いかと考える。

 

しかしながら点数に付いては再考の余地があり、全10戦を戦う中、会員のモチベ―ションが下らない様な工夫、「まだ頑張れる」と言う気持ちを、会員個々人が維持出来る様なシステムへ、更に磨きをかけて行きたい。

 

話し合いは長時間に渡った様ですが、少なくとも横山会長の新会員への思いやりが結実し、幾つかの改善点が見られた総会に成ったと言えます。

 

2022年1月の新春月例競技Aクラス優勝は原田 仁 様

 

 

1月23日(日)本年初の月例競技ですが、お集まり頂いた会員の皆様は男性のみ44名。曇天とは言え風が無く、比較的体感温度も低く無く、プレーし易かったものと思われます。

 

Aクラスの皆様は富士コースをスタートし、後半は箱根コースを回る18ホールズでしたが、今回この月例競技で優勝したのは原田仁様でした。42/38のグロス80、ネット66は二位の髙山様を2打差に抑えての栄冠でした。

 

 

2022年新春月例競技Aクラス優勝_原田 仁 様

< マスター室前にて撮影 >

 

 

ご本人曰く、「冬のゴルフは苦手意識が無いんですよ」との事。兎に角フェアウエーが硬い事からティーショットの距離を稼げ、想像以上にセカンドショットが楽なんですよ、と語る原田様の笑顔がまぶしい印象でした。

 

加齢からくる体力の衰えは如何ともしがたく、研修会を去る日も近いのかな、とのお気持ちが近年強かった様ですが、今回の優勝を機にモチベーションの高まりを感じておられる様で、「今年は又頑張ってみたいと思います」と力強く宣言し、インタヴュールームを後にされていました。

 

原田様はここ4~5年、優勝から遠ざかっていたとの事ですが、この二文字ほどプレーヤーを力づける薬は無い様です。益々のご活躍を祈念致しております。

 

 

なお2位以下5位までの方々は、下記の皆様です。(敬称略)

2位 髙山賢一  39/35 グロス74 ネット68 ベストグロスタイ

3位 横山 登  39/39 グロス78 ネット69

4位 片岡裕晶  40/39 グロス79 ネット69

5位 小林 智  40/39 グロス79 ネット69

 

2022年1月新春月例競技Bクラス優勝は蓮見 靖 様

 

 

2022年1月23日(日)風は無いものの曇天の中、新春を祝う本年初の月例杯が開催されました。ご参集頂いた会員の皆様は、女性6名男性54名の合計60名です。

 

箱根コースをスタートし後半は丹沢コースを回る18ホールズの競技でしたが、見事この競技を制したのは御年81歳の蓮見靖様でした。42/44のトータル86は、ネット58と言う驚異的なスコアで、優勝を果たしてのです。

 

 

新春月例杯Bクラス優勝_蓮見 靖 様 >

< マスター室前にて撮影 >

 

 

スコア86はベストではないものの、上出来の部類に入るとお話し下さった蓮見様ですが、好調の要因はパタローチ(?)のおかげの様です。パタローチとは蓮井様の造語で、パターで行うアプローチとの事。

 

ウエッジで下手に上げなくとも、硬くなったフェアウエーをパターで転がした方が、ピンによる確率が高い、この戦術が功を奏したのです。欲張らず年齢や体力、更には技術に応じた攻め方、此れを会得した蓮見様の含蓄に富んだコメントでした。

 

「58なんていうスコアを見たら、富士山が爆発するかも知れませんね」、帰り際にジョークを連発した蓮見様ですが、会員歴28年のベテランでも、優勝は何よりも嬉しいのだと思われます。来月もお元気な姿を見せて下さい。

 

 

なお2位以下5位までの方々は、下記の皆様です。(敬称略)

2位 飯島保夫  42/43 グロス85 ネット62

3位 峯尾俊春  48/40 グロス88 ネット63

4位 西森一介  50/40 グロス48 ネット64

5位 田中一生  44/40 グロス84 ネット65

 

当クラブ11人目_2022年1月1日金子直矢トーナメントプロ誕生

 

 

新年明けましておめでとう御座います。

 

2022年年明けに当たり、吉報を会員の皆様へ、お届けしたいと思います。それは2022年1月1日付けにて、当クラブ所属研修生でした金子直矢が、晴れて公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)のトーナメントプレーヤーに認定された事です。

 

 

金子直矢PGAトーナメントプロ

< 2021年12月末、マスター室前にて撮影 >

 

 

振り返れば当クラブ開場以来、此れ迄10名のプロゴルファーを輩出して参りました。第一号は1970年の土屋親雄でしたが、その後も4人目と成った芹澤信雄はツアー5勝を誇り、ゴルフ界の有名人として名を馳せています。

 

また6人目・当クラブ女子プロ第一号と成った前田久仁子は、長年女子ツアーのシード権を確保しトーナメントの顔として活躍しました。10人目は現在も当クラブに所属している坂田俊介。

 

そして11人目が金子直矢です。

 

金子はアマチュアゴルファーを脱しプロゴルファーを目指すべく、山梨の山梨学院大学を中退し当クラブの研修生となりました。3度のプロテスト受験を経て、トーナメントプロ資格を獲得した訳ですが、この経験を次の様に話しています。

 

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1度目は技術云々では無く、ラウンド中に壁の様なものを感じ、大きな違和感を覚えました。2度目は遠藤プロの指導もあり自信をもって臨みましたが、プレッシャーからショートパットをミスり、一打足りず2次テストで落ちました。

しかし3度目はボギーを打とうが気持ちでめげる事無く、何とかなると言う根拠の無い自信が湧いて来ていました。焦りも無く上手く自分自身を、コントロール出来ていたと思います。

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金子は自身のプロ活動を展開して行く上で、トーナメントでの活躍を目標にしています。大きな目標はJGTOツアーですが、当面このステージへ上って行く為に、QTファイナルで上位にくい込む必要があります。

 

とは言えQTファイナルは多くの選手が、しのぎを削り這い上がって来る試合ですので、気力・技術・体力と言う総合力が問われて来ます。生半可な状態ではたどり着けない訳ですから、当面出場出来る試合へは可能な限り挑戦し、自力をつけたいと考えています。

 

なお金子はアマチュアゴルファーあってのプロだと認識しており、何時も支えて下さる方々への感謝の気持ちを忘れず、頑張りたいと述べています。

 

会員の皆々様に於かれましても、是非ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

 

2022年(令和4年)元旦 支配人・鈴木より新年のご挨拶

 

 

新年明けましておめでとう御座います。

 

平素はご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

昨年一年間は一昨年に続き、COVID-19対策に終始した年だったと言えます。その様な中、来場された会員及びゲストの皆様へ、1名たりとも感染させなかったと言う事が、何よりも誇りに感じています。

 

また弊社スタッフに於いても日々、手洗いやうがいを励行し、健康管理に注意を払って来ておりました。これ等が功を奏したと思われ、内部からも感染者は出ませんでした。今年も又殺菌消毒を怠らない様、努力して行く所存で御座います。

 

ところで昨年はCOVID-19対策と共に、コース管理に大変苦労させられた年でもありました。大雨による箱根9番ホールの陥没と復旧作業、更には楢枯れが悩みの種でもありました。

 

とは言え会員の皆様に喜んで頂ける様、クオリティの高いコースへ改修して行く為の管理は、当然の事と考えております。様々な努力の結果、昨年はグリーン周りの傷みが少なく、芝はり作業も少なく済んでおります。

 

此れによりプレーヤーによる修理地からのリプレース動作が、少なくなったと思われます。また秋には新乗用カート20台を投入出来ましたので、来場者皆様の総合的な満足度を上げられたのでは無いかと感じています。

 

また昨年に続き丹沢コースのワングリーン化工事を、行う予定にしています。

 

喜ばしいい報告もあります。それは静岡県の倶楽部対抗戦に於いて、参加27倶楽部中8位と言う順位を獲得出来た事です。今年は更なるジャンプアップを狙うべく、選手皆様のモチベーションも高まっています。

 

本年も又昨年同様、様々な会員の皆様に喜んで頂ける様、楽しんで頂ける様、鋭意努力する所存で御座いますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

2022年(令和4年)元旦

富士平原ゴルフクラブ

支配人 鈴木 幹男

 

2021年度研修会結果報告

 

 

4月4日に第1回戦が開催された男子研修会ですが、12月12日の第10回戦をもって最終戦と成りました。この結果、研修会員皆様の1年間に於ける活動の集大成として、総合順位が確定しました。

 

所属する30名の会員皆様が、自らの技術向上と会の発展を目指し、切磋琢磨して来た1年間でしたが、この度当クラブ所属の遠藤プロ兼キャディマスターより、その成績を発表させて頂きます。

 

 

2021年度男子研修会最終成績を遠藤プロ兼キャディマスターが公表

< 12月19日マスター室前にて >

 

 

なお当かわら版では、上位10名の方に限定し公表させて頂きますが、詳細はマスター室までお問い合わせ頂きたく、お願い申し上げます。

 

★ 男子研修会2021年(令和3年)度成績上位10名(敬称略)

1位   長島 英樹

2位   相原 和夫

3位   舟橋 史郎

4位   竹原 宏

5位   奥津 久史

6位   城 和春

7位   渡辺 達也

8位   佐藤 充

9位   三浦 俊一

10位 髙山 賢一

 

上位6位までの6名様が、2022年度静岡県倶楽部対抗戦の正選手と成り、7位と8位の2名様はサポート選手と言う位置づけになります。

 

今年1年間の活動を振り返り、研修会・横山会長から次の様なコメントを寄せて頂きました。

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コロナ禍の中、様々な制限を受けての活動は、新入会の方々を歓待出来ず、研修会機能が半減された様にも受け取れました。

来年はスタート順や組合せなども工夫し、新入会の方々とコミュニケーションを取り易くする必要があると考えています。

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今回は1年を終わるに当たり、倶楽部対抗戦の選手選出が決定した事を、報告させて頂きましたが、総括と今後の運営方針は、来年1月の総会にて話し合われる予定です。

 

皆様1年間お疲れ様でした。

 

グランドチャンピオンシップAクラス優勝は澤越博幸 様

 

 

富士山の雪がまばゆい12月19日(日曜日)、Aクラスの年間チャンピオンを決めるべく、お集まり頂いた有資格者は男性のみ23名。

 

丹沢コースをスタートし後半は富士コースを回る18ホールズにて、勝者を決める今回の競技は、ベストグロス77と言うスコアをたたき出したプレーヤー2名様が出現しました。結果はハンディキャップの関係から、澤越博幸様に軍配が上がりました。

 

今競技をネットスコアで見るならば、5位までの方々が2ストローク以内と言う、白熱した戦いでした。

 

 

< グランドチャンピオンシップAクラス優勝_澤越博幸 様

< 12月19日マスター室前にて >

 

 

澤越様の会員歴は約40年、20歳代で当クラブへご入会され、Cクラスから徐々にステップアップされて来ました。その過程に於いて各クラスの月例杯で、優勝を遂げられています。

 

グランドチャンピオンシップでの優勝は二度目になりますが、思い起こせばAクラスへ昇格した数十年前に一度獲得されています。

 

一日を振り返り澤越様は、「平原の仲間ととても楽しいゴルフが出来ました」と、開口一番笑顔がこぼれそうでした。とは言え丹沢コースの出だしは、凍ったグリーンに戸惑いを隠せなかった様ですが、ホールを消化して行く内、次第に適応出来たとの事です。

 

最後に澤越様曰く、「ここ一番の厳しいパットを決められたのが大きかった」と、スコアメイクのカギを語られていましたが、「何と言っても大好きな平原で優勝出来て嬉しい」とのコメントが印象的でした。

 

優勝おめでとう御座いました。

 

グランドチャンピオンシップ月例Bクラス優勝は吉川康宏 様

 

 

12月19日(日曜日)今年最後の大一番とも言える、グランドチャンピオンシップ月例Bクラス戦は、大変な激戦でした。箱根コースから丹沢コースを回る18ホールズの戦いですが、7アンダー・ネットスコア64をたたき出した選手が、3名も出現したのです。

 

見事この戦いを制したのは、ハンディ頭の吉川康宏様でした。

 

 

グランドチャンピオンシップ月例Bクラス優勝_吉川康宏 様

< 2021年12月19日マスター室前にて >

 

 

一日を振り返り吉川様曰く、「ドライバーの好調さが好スコアの要因」と総括されたのですが、具体的に飛距離はこれまでに無い世界を見せてくれた様です。

 

超えた事の無い木を、軽々と超えて行ったドライバーショット、そしてこのショットが全てフェアウエーを外さない訳ですから、楽しくて仕方なかった様です。例えが古いですが、まるでポパイがほうれん草を食べて、怪力を発揮した如くです。

 

ところがこの様な日に限ってパットが、決まらなかったとの事。2メートル前後の入れ頃外し頃のパットが、4ホールも有ったと悔しさをにじませて居られました。

 

ところで吉川様は今年8月から10月迄の3ヶ月間に渡り、体調不良に悩まされ、思う様にラウンドや練習が出来ませんでした。やっと11月に入り、クラブを握れる様に成ったのです。

 

この様なお話を伺うと今回の優勝は「快気祝い」として、ゴルフの神様が吉川様へ与えて下さったのかも知れない、その様な感想を抱いた優勝インタビューでした。

 

優勝おめでとう御座います。益々のご活躍を祈念致しております。

 

グランドチャンピオンシップ木曜杯優勝は古敷谷 均 様

 

 

12月19日(日曜日)のグランドチャンピオンシップ木曜杯へ、ご参加された有資格者の皆様は22名。丹沢コースから富士コースを回る18ホールズの戦いは、古敷谷 均(コシキヤ ヒトシ)様が栄冠を勝ち取りました。

 

 

グランドチャンピオンシップ木曜杯優勝_古敷谷 均 様

< 2021年12月19日マスター室前にて >

 

 

古敷谷様のスコアは、丹沢コース42、富士コース41のトータル83でした。ネットでは65と成った訳ですが、それまで優勝候補と見られていた小笠原様の66を、一打差で追い越した形と成りました。

 

古敷谷様が、本競技で好成績を収められた背景には、それなりの理由があります。それはこの日を迎えるに当たり、5日間で4ラウンドを消化し臨んだ点です。調整が上手く行ったのだと思われます。

 

更にはキャディの的確なアドバイスが功を奏した事、これ等が相乗効果をもたらしたと、自ら分析されていました。

 

来年は新たなギアを入手しトライしてみたい、と計画されておられる様ですが、古敷谷様は更なる進化を目指しています。飽くなき挑戦者として、また晴れの舞台へ、舞い戻って来られる事と思います。

 

木曜杯優勝おめでとう御座います。

 

グランドチャンピオンシップレディース杯の優勝は若林喜恵子 様

 

 

1年間を締めくくるレディース杯のクランドチャンピオン競技は、2021年12月19日(日曜日)、出場権利者14名の方々が、富士コースをスタートし後半は箱根コースを回る18ホールにて競いました。

 

結果は37、44トータル81ストローク、ネット66でホールアウトした若林喜恵子様が、二位の青山様を一打差で振り切り見事優勝されました。

 

 

グランドチャンピオンシップレディース杯優勝_若林喜恵子 様

< 2021年12月19日マスター室前にて >

 

 

一日を振り返り若林様は、「前半はドライバーショットが曲がらず、パーオン出来なかったホールも、アプローチでカバー出来た、後半は若干気持ちがうわずってしまい、それがショットに影響した」と、整理されていました。

 

若林様は多忙な毎日を送る中、週2回の練習場通いを目標に、日常のトレーニングを積んでいます。この度はこの様な練習場通いの成果が、出て来たのでは無いかと自己分析されていました。

 

会員歴26年ほどの若林様ですが、1999年、2006年、2012年、2021年と4度の優勝を果たしている女子マッチプレー選手権に対する思い入れは強く、出来れば来年2022年もこの大会を目標に、努力して行きたいとの抱負をお持ちです。

 

是非連覇を目指し頑張って頂きたいと思います。この度は優勝おめでとう御座います。

 

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