今年もクラブハウス内に「つるし雛」を飾りました!
”雛のつるし飾り”について
伊豆稲取温泉の地に、桃の節句に、はぎれで作ったむいぐるみを竹ひごの輪から
赤い糸に下げて雛壇の両側につるしたもので「雛のつるし飾り」と云われております。
江戸時代から伝わる風習で、初節句を迎える娘の無病息災、良縁をお願いお祈りをすると云う。いまでは全国的に知れ渡り雛壇の両側のほか、民家の玄関内や屋敷の想う所に飾り「つるし雛」の愛称で呼ばれている。
飾られるひとつひとつのぬいぐるみには、願う事柄に具体的な特徴があり、他では見られない稲取特有の雛飾りです。つるし飾りが唯の手芸ではなく、伝統継承のひとつとして別名「桃飾り」とも呼ばれる百十個の飾りには、それぞれに云い伝えがあるようです。ぬいぐるみには五十種類ほどあり、百十個とはひとつの竹ひごに五本の赤い糸を下げ、一本の糸に十一個をつけ五十五個の「雛のつるし飾り」で雛壇の両側に一対とするらしい。現在では、五本の糸、五十五個の飾りにこだわりなく唯一、下げる糸・飾るぬいぐるみは全て奇数を重んじている。