かつて当クラブの所属でしたJLPGAのプロフェッショナル会員である前田久仁子氏が、7月中旬当クラブを訪ねて下さり、様々なお話を伺う事が出来ましたので、報告させて頂きます。
< 一般社団法人 日本女子プロゴルフ協会 会員・前田久仁子 氏 >
< 2020年7月16日 マスター室前にて撮影 >
前田プロは23歳の2001年よりツアーで戦い始め、2004年よりその活躍が顕著となり、2015年まで第一線で活動されました。その成績の一端を、下記へ簡単にまとめてみました。
・2010年 獲得賞金 5,291,925円 賞金順位81位
・2009年 15,746,900円 47位
・2008年 15,708,000円 50位
・2007年 33,446,055円 23位
・2006年 22,821,662円 33位
・2005年 14,536,750円 44位
・2004年 11,102,428円 43位
広報:どの様な経緯で当クラブへ来られたのですか。そして何年間在籍されたのでしょうか。
かねてから交流の有った男子プロの藤田寛之さんへ、高校生の時に進路の件で相談したのです。私の話を聞いて下さった藤田プロが、芹沢プロへお話して下さり、更に芹沢プロからこちら所属の遠藤プロへ、お話を通して下さったのだと思います。
研修生として受け入れて頂ける事になり、高校卒業後直ぐに来ましたので、18歳から36歳まで約18年在籍していました。
広報:プロテスト合格は何歳の時ですか。
22歳の時です。20位タイの24名が合格しました。
広報:15年ほどツアーで戦って来ていますが、記憶に残る試合か、ベストショットを教えて下さい。
私はフジサンケイレディスクラシックの会場となる、川奈の富士コースが大好きなんです。此処の17番パー3は、テレビ中継されますので有名です。
打ち上げて砲台グリーンと言う難易度の高いホールですが、このホールで確か2007年だったと思いますが、もう少しでホールインワンと言うショットを打てたのです。
ギャラリーからも沢山の拍手を頂き、あの感動は今でも忘れられません。800万円の賞金がかかっていましたので、取れなくて残念でした。
永久シード選手の岡本綾子さんとは、今でもお付き合いがあり、ソフトボールの試合などをしております。
岡本さんの最後の試合となられました2005年のリゾートトラストは、組合せで一緒になったのですが、今でも懐かしく思い出されます。
広報:現在の活動状況を教えて下さい。
子供にも恵まれましたので、これからは少しづつ準備をしながら、試合へ出たいと考えています。コロナの関係からスケジュールは狂ってしまいますが、気持ちが前向きになり、高ぶりつつ有ります。
契約に関するオファーも有りますので、レッスンなども取り入れ、ゴルフを主にした生活へ戻したいと考えています。
「プロゴルファー前田が、時々主婦もやります」、と言う感じになるのかと思います。
広報:最後に当クラブ後輩の方々への一言を頂けますか?
沢山練習して、頑張って頂きたいですね。
前田プロにはお忙しい中、当クラブへおこし頂き、また貴重なお話を伺う事が出来、誠にありがとう御座いました。
御礼申し上げると共に、今後益々のご活躍を祈念致しております。