2019年9月8日台風15号が静岡県を直撃する予報が有るものの、早朝の天気は快晴にて、気温25~6度と言う快適な中で9月のインテグレーションカップが開催されました。
この台風をものともせず、ご参加頂きました会員の皆様は14名。箱根コースをスタートし、バックナインは丹沢コースを回る流れでの競技会です。
10時30分頃一時的に小雨が降るものの、午後は早朝と同様に快晴と成り、台風の影響が殆ど見られない中、無事に当競技会を終了する事が出来ました。
本競技会で優勝しましたのは、荘司享生様です。箱根コース42、丹沢コース38のトータル80、ネット63と言うスコアでした。
< 9月のインテグレーションカップ優勝_荘司享生様 >
荘司様はクラブハウスへ戻って来るや否や、「私が優勝です」と声を上げられ、若干興奮気味でした。スコアは?と尋ねれば、63との即答でした。
このスコアであれば、恐らく破られないだろうとの、自信があったのだと思われます。
ドライバーとアプローチの調子が良く、飛んで曲がらず、パーオンしなくとも寄せがワンパット圏内へ付ける事が出来、楽しいゴルフだったとの事です。
荘司様のゴルフは、大変好調です。丹沢コースではボギーをたたくものの、それを打ち消す様に4バーディを取れたとの事です。
箱根コース2番ホールにて撮影
荘司様は競技会での成績が大変良く、ハンディキャップが先週19から17に成ったばかりでした。この度の優勝で、次回は恐らくAクラス入りする事に成ると思われますが、現在の調子を維持して頂き、大活躍して頂きたいと思います。
おめでとう御座います。
2019年8月25日恒例のバースディカップが開催されました。
この月に誕生日を迎えました青木勝二(あおき まさつぐ)様が、この競技に参加されたのですが、見事念願のエージシュートを達成されました。
75歳にして18ホールズのスコアが75、簡単な様で簡単では無いこのスコアを、当日青木様がやり遂げたのです。青木様は過去、他クラブに於いて二度達成されていましたが、ホームコースで実現する事が夢でした。
< エージシュートを達成された青木勝二様 >
ドライバーは飛距離にこだわらず、方向性重視でラウンドしたとの事ですが、何と言っても普段から心がけているアプローチとパットにこの日も助けられ、スコアをまとめる事が出来たと、ホールアウト後に語られております。
17ホール目の箱根コース8番ショートホールではボギーをたたいてしまい、エージシュート達成へのプレッシャーから、不安がよぎりました。
しかし18ホール目の9番ホールをツーオン・ツーパットのパーで上がれた事で、何とか達成出来た訳ですが、4ショット目の50センチパットが、とてつもなく長く見えたとの事です。
< 青木様のスコアカード >
エージシュートおめでとう御座います。今後益々のご活躍を祈念致しております。
2019年9月1日(日曜日)に開催された月例競技は、最高のゴルフ日和に成りました。天候は晴天にてスタート時の気温は25~26度、微風と言う状況でした。
当日Aクラス月例競技に参集された会員の皆様は57名、7時30分に1組目が丹沢コースをスタートして行きました。
この度この競技で優勝しましたのは、丹沢コースを33、富士コースを38のトータル71のパープレーでラウンドされた相原和夫様です。
ハンディキャップが7ですので、ネット64と言うスコアでした。
< Aクラス優勝_相原和夫様 >
丹沢コース1番ホールにて撮影
好調なゴルフを展開した相原様ですが、その要因にショットの良さを上げていました。特にティーショットは、ほぼ狙い通りに打てたとの事です。
先月の倶楽部選手権に於ける不調から、完全に脱却した様にも思える内容でした。
ホールアウトして来る選手の中には、スコアボードを見るなり「えっ、64!」と驚嘆されると共に、脱帽されておりました。
それ程この内容は、素晴らしかったのだと言えます。
2位以下5位までの入賞者は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 芦田修 35/39 グロス74 ネット65
3位 山口靖人 37/40 グロス77 ネット65
4位 青木惠一 34/40 グロス74 ネット66
5位 村田武人 40/40 グロス80 ネット67
2019年9月1日(日曜日)、爽やかな天候は最高のゴルフ日和と言え、お集まり頂きました会員の皆様には、存分にゴルフをご堪能頂けた事と思われます。
Bクラス月例競技は、富士コースから箱根コースを回る18ホールズのラウンドですが、参戦された皆様は52名、内5名が女性でした。
この月例競技に見事優勝されたのは、岩本尚士(いわもと たかし)様です。富士コース43、箱根コース47のグロス90と手堅くまとめ、ネット63での勝利でした。
< Bクラス優勝_岩本尚士様 >
岩本様は先月18日の月例競技で、何とも悔しい思いをしました。
と言いますのは当日、岩本様のゴルフはすこぶる調子が良く、優勝も狙えるのでは無いかと、手応えの有るプレーをしておりました。
ところがこの思いを木っ端微塵に打ち砕いたのは、大雨により競技が中止、不成立になった事です。
今回優勝出来た事で、この悔しい思いを断ち切れそうだと語る岩本様ですが、好調の要因はシャンクとヒッカケを修正出来つつあるからとしております。
お話しを伺っている間中、岩本様から笑顔が消える事は有りませんでした。おめでとう御座います。
2位以下5位までの入賞者は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 片平拓 39/45 グロス84 ネット66
3位 片岡祐子 49/53 グロス102 ネット66
4位 荘司享生 45/41 グロス86 ネット67
5位 生田昭 47/48 グロス95 ネット67
2019年クラブ選手権競技優勝は長島英樹選手、2016年以来2度目の戴冠と成りました。
長島選手曰く、今後はクラブの代表として恥じないゴルフをして行きたいと語ると共に、倶楽部対抗戦に於いても当クラブの存在感をアピール出来るように、努力したいと抱負を述べております。
< 2019年クラブ選手権優勝・長島英樹選手 >
富士コース1番ホールのティーングランドにて撮影
今日ほどシビレた試合は無かった、これが開口一番長島選手の口をついて出た言葉でした。これまでこの様なビッグタイトルへの挑戦は、5度目と言う事ですが、その戦歴の中で一番緊張した試合だったと、長島選手は振り返りました。
箱根コースから丹沢コースを回る18ホールズでは、取って取られての攻防が続き、終わってみれば両者オールスクエアの状態でした。
勝負の行方は、富士コース9ホールにかかっていました。
先ず富士コース1番ホールで、先制したのは奥津選手でした。この状態が6番ホールまで続いていたのですが、この膠着状態を打ち破ったのが、7番で1つ取った長島選手でした。
長島選手は更に8番でもう1つ取り1UPとした事から、最後の最後9番ホールが大きな山場と成ったのです。奥津選手の反撃も期待されましたが、両者パーで分けた事から優勝は、1UPで長島選手が獲得する結果と成りました。
27ホール目に決着する大変タフな戦いでしたが、これぞクラブ選手権決勝に相応しい、素晴らしい闘いでした。
富士コース1番ホールでのティーショット
奥津選手はこの競技期間に入ってからと言うもの、ドライバーショットの不調に悩んで来ました。何とか調子を取り戻そうと懸命に努力するものの、不調は待った無しの状態で、それも最悪な事にどん底が決勝日に来ようとは。
勝負どころと成った富士コースの7番と8番の敗因は、ドライバーショットが暴れてしまった事に有ると、奥津選手は自己分析しております。
この状態を立て直し来年またチャレンジ出来たらしたい、と言葉少なに語る奥津選手には疲労感が漂っていました。
しかし調子が悪くとも最後まで諦めない奥津選手の挑戦が、当クラブ選手層のレベルを上げる役割を果たしているのだと、言えるのでは無いでしょうか。
両者の活躍に拍手を送りたいと思います。お疲れ様でした。
2019年クラブ選手権セカンドフライトの部優勝・吉井聰明選手
8月25日日曜日、晴れ渡る空と澄み切った空気は、まるで秋がおとずれた様で、クラブ選手権決勝に相応しい天候でした。
箱根コースをスタートし丹沢コースへ、更に富士コースを回る27ホールのクラブ選手権競技は、なんともタフな戦いです。
セカンドフライトの部にてこの戦いを制したのは、御年73歳の吉井聰明選手でした。
< セカンドフライトの部優勝・吉井聰明選手 >
富士コース1番ホール・ティーングランドにて撮影
吉井選手は毎年クラブ選手権予選へ参加しておりますが、月例競技へ顔を出す事は有りません。この為クラブ選手権で会員の皆さんに会えるのを、大変楽しみにされています。
普段は自慢の当クラブへ、ゲストを連れてのラウンドが、多いとの事です。
その様なお仲間が応援して下さる決勝は、出来るだけ長く戦いたいと言う希望をもっておりました。たとえ敗者に成ったとしても、年齢を言い訳にしたく無かったのです。
頑張って努力すれば、年下の方々とも何とか戦える、その様な姿を自ら示したかったとも言えます。
箱根コース1番ホール・ティーングランドにて撮影
試合展開と言えば18ホールを終了し全くの互角状態で、正しく勝負は富士コース9ホールの行方にかかっていました。
富士コースの出足は片岡選手が2ホール連取し、勝負の流れが傾きつつある様に思われました。ところがショートパットのイージーミスが続き、この取りこぼしたホールが後々に、片岡選手のメンタル面に響いて行った様に見て取れたのです。
方や吉井選手はグリーン周りのアプローチと、パットの距離感が素晴らしく、セカンドショットのミスを難なくカバーしていました。
勝負は8番ホールを吉井選手が取り、1ホールを残し勝利しました。
試合を振り返り吉井選手は、片岡選手の様な素晴らしいショットメーカーの方と戦えた事に感謝すると共に、定年を迎えた後輩の方々に、是非ゴルフに取り組んで欲しいと述べたのです。
今回優勝した事の高揚感と共に、多くの方にゴルフへトライして欲しいお考えが、重なり合って出て来た言葉だと思います。ゴルフを愛するお気持ちが、にじみ出ていました。
是非、来年も又挑戦して欲しいものです。