近年の激しい気候変動は、芝の生育にも変化をもたらして来ており、これまでの芝草管理手法も将来へ向け、手直しをせまられている様に感じられます。
出来るだけ多くのデータを蒐集し改善する事で、当クラブでは会員やゲストプレーヤーの皆様へ、最適な状態を提供出来る様努めたいと考えております。
今回は現在進められているコース管理に関する状況、及び今後の芝草施用スケジュールなどを、松原キーパーに伺います。
< 松原鉱・グリーンキーパー >
━ 冬の間のグリーン管理について教えて下さい。━
冬の間は定期的にグリーン上の芝へ養分を与えていました。これは地中の温度が上がって来て、根が活性化した時に必要だからです。
しかし今年は温暖化と言う事も有り、冬の間も少し根が動いていました。此れ迄ですと冬は芝の刈り高を若干上げるのですが、今年は通年の刈り高である3.8ミリで対応しました。
ですからパッティングスピードは、普段通りのものを、提供出来たのでは無いかと思います。
━ 病害に付いて、現状を教えて下さい。 ━
現在心配する病気は有りませんが、夏に炭疽病がここ数年出て来るので、この病気が心配です。これに対しては、予防的に春先から殺菌剤を撒く時も有りますが、今年は兆候が出たら適時対応して行こうと考えています。
━ 今後の作業スケジュールについて ━
1、箱根コース3番ホールのドーナツバンカー修復
2、ティーングランドの補修
3、丹沢コース9番ホールの伐採とフェアウエー拡張工事
カップ切りなどの日々行う作業と共に、上記作業を4月中に完了させたいと考えています。その後5月の連休前に、エアレーションをしたいと言うのが、当面のスケジュールです。
当然これらの作業は、天候にも大きく左右されますが、春の嵐とも言えるものが長続きしない限りは、順調に行くのでは無いかとキーパーの松原は考えております。
会員の皆様には、何卒ご理解賜ります様、お願い申し上げます。
2月2日に開催された月例競技へ、参加された近藤伸也様は只今82歳です。昨年10月に来場して以来の月例参加となった事も有り、今回は入賞資格無く圏外となってしまいました。
冬の間は体調管理が難しく、ゴルフはお休みになる様です。
< 会員歴約30年の近藤伸也様 >
近藤様がゴルフを始めたのは、約40年前の40歳を過ぎてからでした。ご友人に誘われ始めたゴルフですが、その魅力に取りつかれてからは、好きだった釣りも止められた様です。
50歳の声を聞いた頃より、お仲間の方々と当クラブへご入会されたのですが、当時は自ら営んでいた御商売も大変忙しく、日曜日に仕事を休んで月例に参加する事は出来ませんでした。
当時のゴルフで使用していたドライバーヘッドはパーシモンでしたから、220から230ヤードを飛ばせばナイスショットの声がかかる程でした。体は小柄ながらも飛ばしており、当時のスコアは80を切る事も多々あったとの事です。
当時ご一緒に入会されたお仲間の皆さんは、既に退会されておりますが、近藤様はクラブの中で新しいお仲間を作られ、現在はその方々と共に来場されています。
お仲間の方の車に同乗させて頂けるが故に、御年82歳になられた現在も「ゴルフを楽しめる」、と語る口調はお元気そのものでした。
今回のラウンドは丹沢コース51、富士コース53のトータル104ストロークでしたが、近藤様の目標は今年100を切る事です。
是非、達成して頂きたいものです。そして長くゴルフを楽しんで頂きたいものです。
月例競技会が開催された2月2日(日)、同競技に参加された研修会の皆様にお集まり頂き、レストラン奥のコンペルームにて、今年初の研修会ミーティングが行われました。
< 画面向って左より鈴木支配人、青木倶楽部対抗キャプテン、遠藤プロ >
ミーティングは長時間に及ぶものの、研修会の皆様より提案された内容が、即決されるまでには至らず、課題を残した形になりましたが、皆様の真剣な姿勢を垣間見る事が出来ました。
ミーティング終了後、青木惠一様より今年の倶楽部対抗へ臨む抱負を、キャプテンとしてのお立場よりお話を伺う事が出来ましたので、下記へまとめておきたいと思います。
「今年は昨年の17位以上の成績を残したいですね。15位以上が目標です。沼津ゴルフクラブ攻略は、何と言っても落し所をピンポイントで狙って行く必要が有ります。
曲げられないイメージが有ります。
残り約3ヶ月ですが、選手の皆さんには練習に励んで頂き、普段の実力を発揮出来る様にして頂きたいと思います」
お話を伺っている間中、青木様からは普段の笑顔が消え、倶楽部対抗へ臨む緊張感がひしひしと伝わって来ました。
尚、今年の大会は5月18日(月)、沼津ゴルフクラブが会場に成ります。選手の皆様、頑張って下さい、そして会員の皆様の応援、宜しくお願い申し上げます。
1月の月例競技が中止になった事から、2月2日(日)は今年初めての競技会となりました。天候穏やかな中、男性43名の参加にてAクラス競技会は開催され、箱根コースから丹沢コースを回る18ホールズ、パー71にて競われました。
この戦いを制したのは、ハンディキャップ10の山本務様でした。箱根コースを43、丹沢コースを36のトータル79でラウンドされ、ネット69の2アンダーと言う成績でした。
< Aクラス優勝_山本務様 >
山本様は長く腰痛に煩わされており、ゴルフの技術を磨く以前に、この病との闘いが常に最優先され今日に至っております。
競技会当日も18ホールを完走する事のみに集中し、力む事無くゆったりと振る様にしていました。この気持ちの持ち方が功を奏したとも言え、好スコアにつながったと自己分析されておられます。
技術的にはパットが良く、グリーン上での不安感は皆無だった様です。
今回アンダーパーの選手が少ないものの、5位入賞までの全選手が達成しております。その方々は下記の皆様です。(敬称略)
2位 奥原唯視 42/39 グロス81 ネット69
3位 城 和春 40/38 グロス78 ネット70 ベストグロス
4位 村田武人 44/36 グロス80 ネット70
5位 小林光幸 47/38 グロス85 ネット70
2月2日(日)待ちに待った今年初めての月例競技が開催されました。当日は快晴・微風と言うコンディションでしたが、早朝は何と言っても寒く、プレーヤーのしっかりとした防寒対策は必須でした。
Bクラス競技参加者は、女性4名と男性48名の合計52名でした。競技は丹沢コースをスタートし、バックナインは富士コースを回る18ホールでパー71です。
今年初の栄冠に輝いたのは鈴木圭様です。鈴木様は丹沢コース40、富士コース44のトータル84ストロークでしたが、ハンディキャップ17をお持ちでしたので、ネット67_4アンダーと言うスコアにて見事優勝しました。
< Bクラス優勝_鈴木圭様 >
この日参加者の皆様は調子を崩す方が多く、52名中アンダーパーは2名様のみと言う中、鈴木様の4アンダーは光っておりました。
鈴木様は昨年も入賞歴が有るとの事から会員歴が長いと思いきや、昨年の補充募集にてご入会されたとの事で、約半年を過ぎたところです。
今後益々のご活躍が期待されます。
尚2位以下5位までの方々は、下記の通りです。(敬称略)
2位 望月一人 44/44 グロス88 ネット69
3位 鶴田栄一 45/44 グロス89 ネット71
4位 新藤武義 43/50 グロス93 ネット71
5位 佐藤秀幸 47/52 グロス99 ネット71
2020年1月12日(日)に開催されたインテグレーションカップへ、青木敏彌様はご子息の慎介氏を同伴し親子で参加されました。
競技結果は、青木様11位(45/45)ながらも、慎介氏は会員として初参加の為に入賞資格無く、圏外となりました。
< 青木敏彌様、青木慎介様 >
ご子息の慎介氏は40歳を少し過ぎた昨年2019年より、ゴルフに取り組み始め、これまで十数ラウンドを消化し、この度の競技会へ臨みました。
ゴルフを始めた動機は、お父様より当クラブの会員資格継承に付いて、打診された事によります。始めるからにはしっかりやろうと言う考えの基、昨年春正式に当クラブの正会員となりました。
当面はお父様が参加される当クラブ競技会などへ、共に参加する事になりますが、行き帰りは慎介氏が運転手役になる事で、少しでも楽をさせてあげたいと考えております。
慎介氏は勤務先に於いてもゴルフを楽しんでいる同僚が居て、度々誘われておりましたが、今後は積極的に参加してみたいと考えております。ゴルフを通じ交流範囲が、更に広がった様に感じられるとの事です。
当クラブの終身会員制度を利用し青木敏彌様は終身会員となりましたが、競技会などへの参加資格はこれまで通りです。
青木様は親子で長く、ゴルフを楽しみたいと考えられております。
是非、将来は親子でダブル入賞して欲しいものです。
1月12日(日)に開催された今年第1回目となるインテグレーションカップですが、週中半から予想されておりました雨模様が一転曇りとなり、空模様を気にされていた会員の皆様に於けれましても、気を取り直して頂き結果男性29名のご参加を頂きました。
このカップを制したのは加藤芳明様でした。スタートした箱根コースを44でまわり、後半の富士コースを39、トータル83でラウンドし見事優勝したのです。
< 優勝_加藤芳明様 >
< 加藤様のティーショット(箱根コース2番ホールのティーングランド) >
ネット3アンダーと言う好調なゴルフを展開した加藤様ですが、その要因はパットだったと自己分析されておられました。グリーンを狙うショットは常にセンターを心掛け、ほとんどピン下からカップを狙えた事が、パッティングを楽にさせた様です。
加藤様は現在、スイング時の(突っ込みグセ)を矯正すべく、練習に励んで居られますが、この成果が少し出たおかげで様々なショットの方向性がまとまり、落ち着いたゴルフが出来た様です。
研究熱心な加藤様ですが、プレー回数が少なくなってしまっているのが悩みの種です。それ故に1回のラウンドにかける真剣さも又、別格のものがある様です。
次回のご活躍も又祈念致しております。なお2位以下5位までの方々は、下記の通りです。
< 2位_塩野茂様 >
< 箱根コース42、富士コース43 トータル85 ネット70 >
< 3位_小笠原康夫様 >
< 箱根コース45、富士コース44 トータル89 ネット70 >
< 4位_神野敬久様 >
< 箱根コース46、富士コース44 トータル90 ネット70 >
< 5位_作田幸雄様 >
< 箱根コース47、富士コース44 トータル91 ネット71 >