富士平原GC かわら版

丹沢コース3番ホールの工事進捗状況

 

 

完成は梅雨明けを、目標にしています。

 

 

丹沢コース3番ホール改修工事状況

< 6月5日撮影 >

 

 

6月初旬時点でグリーンの造形と芝はりは終了しており、周辺のシェーピングも終わっています。残すは上記写真からもご推察頂けます様、画面左側の斜面に造られましたマウンドの芝はりのみです。

 

来場者のご利用は、芝の活着状況にもよりますが、冒頭の通り梅雨明けを想定しています。

 

この度の改造により、3番ホール自体の難易度が高まった事から、レディースとゴールドティーの設定を見直す必要が出て来ました。現時点では、これ等のティーを現在の位置より30ヤードほど、前進させた箇所に増設する予定です。

 

ティーングランド自体も、やや大きめなものに成ります。新たな3番ホールが、間もなく出現しますので、是非ご期待頂きたいと思います。

 

丹沢コース1番と4番ホールティーングランド周辺の伐採が進みました

 

 

昨年より行われていました丹沢コースの1番ホールと4番ホール、この2ホールティーングランド周辺の伐採(間引き)が終了しました。

 

 

1番ホールティーングランドからクラブハウス方向

< 5月8日撮影 >

 

 

昨年立て替えられた1番ホールティーングランド看板

< 5月8日撮影 >

 

 

この結果、ティーングランド周辺の風通しが良くなり、光が入り易くなった事で全体的雰囲気も明るくなりました。この2要素が大きく影響したと思われますが、芝の生育が良くなった手ごたえを感じています。

 

芝の植生に好影響をもたらし、酷暑対策に有効と言われている間引き伐採は、近年多くのゴルフ場で採用しており、当クラブに於いても数年前より着手して来ていました。

 

しかしながら当クラブのコース管理陣が、一昨年からの楢枯れ対策に忙殺された事から、間引き作業が思う様に進んでいませんでした。今後は丹沢コースに限らず、風通しが悪く防球対策に効果無しと思われる箇所を最優先に、この作業を行って行く予定です。

 

少しずつですが着実に、「明るい富士平原」に変わって行きます。

 

丹沢コース3番ホール改修工事の現況

 

 

今年2022年は丹沢コース3番ホールの、ワングリーン化工事を行います。昨年の計画では、3番と4番の2ホールを行う予定でしたが、楢枯れ被害が予想以上に激しく、その対策の関係から1ホールのみを行う事になりました。

 

 

3番ホールのワングリーン化工事

< 2022年4月29日撮影 >

 

 

グリーンの大きさは現状の450平米から、550平米ほどへ拡張されます。基本的に受けグリーンとなりますが、難易度を高める為にバンカーを2ヶ所へ設けます。

 

右サイドのバンカーは大きく深いものに成り、バンカー手前となる松のせり出しと合わせ、グリーンの右サイドにピンが切られた場合、簡単にはパーが取れなくなるものと思われます。

 

とは言え花道は残す予定ですので、冬場などは転がしでのせる作戦も、可能だと思われます。

 

尚、芝張りの関係も有りますが、工事は5月末を目安に完成させる予定にしておりますので、6月には新グリーンでのプレーを堪能して頂ける事と思います。

 

間もなく誕生です。

 

コース管理からのお知らせ

 

 

2022年3月に入り気温も上昇して来ました。この事から休眠していた芝根も、今後はいっそう活性化して来る事と思います。

 

此れまでのコース管理に於ける作業内容と、今後の基本的な内容を報告したいと思います。

 

 

松原コース管理キーパー

 

 

2020年より楢枯れの被害が酷く、現在もその対処に追われているのが現状です。本年2022年1月より3月初旬迄で、約230本の樹木を処理致しました。

 

一日7本から8本の木を伐採した事になりますが、高所作業車を使用しての作業は50本ほどに上ります。大変危険な作業となりますが、事故は皆無で今日に至っております。

 

この作業は4月中旬まで継続して行いますが、4月下旬にはグリーンの更新作業を行う予定にしています。またこの作業と並行して、丹沢コースのグリーン改造を、行って行く予定です。

 

今年は3番ホールからになります。

 

作業中は会員及びゲストの皆様には、ご不便をおかけしますが、何卒ご理解賜ります様お願い申し上げます。

 

 

箱根コース9番ホール陥没箇所の修理終了についての報告

 

 

会員の皆様へご心配をおかけしておりました箱根コース9番ホールの陥没箇所は、11月初旬に修復工事が完了し、11月13日(土)より通常の状態へ復帰しました。

 

約3ヶ月ぶりです。

 

 

修復出来た箱根コース9番ホール

 

 

修復に使用したトンパック

 

 

陥没箇所は地下を約4メートルほど掘削し、土砂が流された箇所へ上記写真のトンパックを投入し、補強工事を行いました。

 

この工事により当面当該箇所が陥没する可能性は非常に低い、と工事会社からの報告を頂きましたが、経過観察を行う必要がある為、表面は芝はりを行わず裸地状態にする方針です。

 

プレー上は当面修理地扱いにする為、プレーヤーの皆様に於かれては、裸地へ入ったボールをノーペナルティにて、処理して頂きたくお願い申し上げます。

 

約3ヶ月のもの期間、来場された皆様へは不自由をお掛けし、申し訳御座いませんでした。

 

丹沢コース2番ホールグリーンの改修工事状況

 

 

丹沢コースの1グリーン化工事は、現在1番ホールと同時進行で2番のパー3ホールでも進めております。下記写真が2番ホールの工事状況の一部です。

 

このホールは打ち上げで距離もあり、大変難易度の高いホールです。

 

 

丹沢コース2番ホールグリーン

< 2021年5月9日撮影 >

 

 

此処はピンを狙うと言うより、とりあえずグリーンに乗せてパーを取りに行く、ある意味プレーヤーに守りのゴルフを求められるホールです。

 

禁じ手はティーンググランドから見て右側、3番ホールへ向かう歩経路方向へボールを落としてしまう事でした。これを避ける為にAとBグリーンの間を狙い、アプローチで寄せてパーを取りに行く攻め方が、無難なものだったと言えます。

 

今回AとBを合わせ大きな1グリーンへ改修します。大きさは700平米ほどに成る予定です。更に写真でもご確認頂けます様、右サイドへフケたボールを救済する為、浅めのバンカーを設けます。

 

グリーンは多少の起伏を持たせるものの、大きなアンジュレーションをつけません。

 

完成は今夏の梅雨明けを想定しておりますので、今しばらく左サイドの窮屈なグリーンで我慢して頂きたく、お願い申し上げます。

 

丹沢コース1番ホールグリーン改造状況

 

 

丹沢コースに於けるグリーンの改修工事が、本年2021年3月中旬より始まりました。基本的な構想は現在使用しているAグリーンを利用し、起伏を少なめにした700平米未満のワングリーンへする事です。

 

この改修により戦略性が増し、よりコースコンセプトを明確にする事が出来ます。

 

下記写真は1番ホールに於ける、グリーン周りの改修風景ですが、グリーンは約650平米の大きさになっています。見てお分かり頂ける様、大きな起伏とうねりは避けています。

 

 

 

丹沢コース1番ホールグリーン改修状況

< 2021年4月4日撮影 >

 

 

上記写真手前にご確認頂けるバンカーは、ティーングランドからみて右側に成りますが、深めで大きなものにする予定ですので、グリーンを狙うプレーヤーのショットに難易度が増します。

 

グリーンオーバーは返しのアプローチが難しく、これを避ける事でスコアがまとめ易くなります。正確な距離感がプレーヤーに求められますので、ポテトチップス状態のグリーンはかえってストレスをプレーヤーへ与えるのみだと考えます。

 

芝種は従来通りのペンクロスG2を使用しますので、27ホール全てに於ける統一感を保てる予定です。1番ホールの完成は、5月の梅雨明けを予定していますが、全ては天候次第になると思われます。

 

工事の進捗次第では時にドロップエリアを設けさせて頂く事態も、出て来る可能性が有りますが、プレーヤーの皆様には今しばらく忍耐して頂きたくお願い申し上げます。

 

尚、本構想と工事は、遠藤プロ兼キャディマスターとキーパーの松原が、主体に成り行っています。

 

すすむ楢木の伐採作業

 

 

チェーンソーの作業を終え、正しく倒れる瞬間

富士コース6番ホールのティーンググランド前

 

 

昨年、御殿場地区に於ける多くのゴルフ場が、害虫により楢木が枯れてしまうと言う被害を受けました。当ゴルフ場も例外では有りませんでした。

 

昨年後半より被害調査を進めた結果、A、害虫被害が確認出来るも手を入れず様子を見るケース B、即座に伐採する必要のあるものなど、被害状況に応じた分類を行い、現在では粛々と伐採作業を行っています。

 

既に作業は中間地点まで来ており、此れまで40~50本を伐採して来ております。今後天候にもよりますが、3月初旬まで継続して行く必要があります。

 

コース管理は自然との闘いですが、コース設計家の意図を大きく損ねない様、尚且つ会員及びゲストの方々の、感動と挑戦意欲を掻き立てる様な景観づくり、これらを常に意識しながら行っております。

 

尚、伐採した木は、御殿場市のチップ化専用工場へ持ち込み、処理しております。3月に入りますと、気温上昇の関係から、芝根が活性化して来ますので、新しい報告が出来るものと思います。

 

コース管理課朝の日常業務

 

 

富士コース2番ホールのティーンググランドに於ける整備作業

 

 

コース管理課では年間を通じ、お客様のプレー環境を整える為に、一番スタートの一時間前から準備にとりかかっています。

 

7時であれば6時から作業を開始しますが、冬場になるとグリーン保護シートを取り除いた後に、ブロアーで枯れ葉やごみ類を吹き払います。

 

この作業はグリーン上のみならず、ティーンググランドでも行います。これらは全て来場者の皆様に、気持ち良くプレーして頂く為のものです。

 

今回は普段、表舞台に出る事の無い裏方の作業を、「かわら版」で紹介させて頂きました。

 

楢枯れ被害にキーパー困惑

 

 

梅雨あけの8月に入り、当クラブに於いて楢木の害虫被害が散見され出し、18日現在で不正確ながら、推測で100本ほどは有るものと思われます。

 

この状況は当クラブのみの問題では無く、静岡県ゴルフ場協会加盟東部支部エリア17コースに於いても、程度の差こそあれ同様です。被害の無いコースを数えた方が早い程であり、その対策は喫緊の課題になっております。

 

 

< 富士コース1番ホール左サイドの楢木 >

< 上記画像の中心に見えるのが楢木であり、ピンク色に見えますが、実際は枯れています。>

 

 

本日19日には東部支部のキーパーが集まり、緊急の対策会議が開催される予定になっておりますが、県の森林整備課によれば、❶燻蒸 ❷1㎝以下への破砕 ❸燃やす と言う三つの対策が有るとの事です。このどれも皆基本的には、伐採を伴うものです。

 

作業が始まりますと伐採音がうるさく聞こえる事と思いますが、会員の皆様には何卒ご理解を賜りたくお願い申し上げます。

 

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