7月7日(日)Aクラス月例競技が、開催されました。季節は梅雨時ですので雨も心配されましたが、終日曇り空で、プレーし易い環境だったと思われます。
この度のAクラスはハンディキャップ4から16までの男性42名にて、富士コースから箱根コースをまわる18ホールズで戦われたのですが、優勝の栄冠に輝いたのは青木惠一様でした。
< Aクラス優勝_青木惠一様 >
青木様のスコアは富士コース38、箱根コース38のトータル76ですが、ハンディキャップ10ですので、ネット66と言う驚異的スコアとなりました。このグロス76は、本日のベストグロスでもあります。
「えっ、6アンダーなの」、と青木様の成績表をのぞき込む多くの選手が、一様に驚嘆しておりました。この好調さは何処から来ているのでしょうか?
これに付いて青木様は、ライバルである原田様と同一の組で競い合えた事が、とても良い緊張感を保てたと、精神面での効果を語っておられました。
また最近ご自宅近くの練習場で打ち込みを行った事が、本日のスコアにつながった様で、300発ほどの球数は嘘をつかないと言う事なのだと思われます。
< 富士コース1番ホールにて撮影 >
ハードな特訓を行ったにもかかわらずご本人曰く、「技術的には伸びしろが無いものね」と自嘲気味の分析を披露して下さいました。
更に本日の好結果を引き出した要因として、コースマネジメントを青木様は上げられました。これまでの失敗を繰り返さない様にと自らに言い聞かせ、きざむ処と攻める処のメリハリを付けラウンド出来たとの事です。
広報から「頭脳的なプレーですね」と話を向けると、いや「学習効果が出たと言う事ですよ」と切り返されてしまいました。
冒頭の写真での青木様は若干緊張気味ですが、お話を伺っている間は、笑顔が絶えませんでした。
2019年6月23日(日)梅雨の時期特有のすっきりしない空模様の中、理事長杯Aクラスで戦う選手の1組目は、早朝7時30分に富士コースをスタートして行きました。
本日がファイナルラウンドです。
6月9日、6月16日、そして6月23日と3日間に及ぶ激戦を制し、この度理事長杯Aクラス優勝と言うビッグタイトルを獲得したのは、ハンディキャップ16の志村等様です。
志村様の初タイトル獲得です。
< 2019年理事長杯Aクラス優勝_志村等様 >
志村様は会員歴14~15年ですが、本格的に競技へ参加され始めたのは、今から10年ほど前からとの事です。
技術の好不調のなか志村様は、AクラスとBクラスを渡り歩きながら、様々な当クラブ競技へ参加されて来ております。その様な中この理事長杯では、かつて2位と5位と言う好成績を、残されて来ております。
「この競技はハンディキャップを活かせますからね」と言うコメントには、密かな自信或いは可能性を信じて参加されている事を伺えると共に、それが志村様のモチベーションにもなっている様に受け取れました。
この様な気持ちが選手にとって、とても大切なのだと教えられます。
志村様の3日間を振り返るならば、初日ネット68の首位タイ、2日目ネット69で4位、そして最終日はネット69の3位タイと言う成績でした。
この結果3日間合計のネットスコアが206となり、2位の選手へ1打差と言う僅差で、総合優勝を飾る事になったのです。
ご本人はご自身のゴルフを「波の激しいゴルフ」と称しておりますが、3日間を振り返るならば常にアンダーパーでラウンドされて来ており、この安定感が総合優勝につながったとも言えます。
落ち着いた物静かな語り口の志村様ですが、初のビッグタイトル獲得の喜びは、ひしひしと伝わって来るお話でした。
2019年6月23日(日)時おり小雨模様のすっきりしない中、本年度Bクラス理事長杯を戦う選手の皆さんは、早朝の7時30分に箱根コースをスタートして行きました。
本競技は昼休憩を取る事無く、スルーで18ホールをラウンドするものでした。
< 理事長杯Bクラス優勝_小笠原康夫様 >
この戦いを制したのは、小笠原康夫様でした。
小笠原様の戦いを振り返るならば、ファーストラウンドのスコアはネット72、セカンドラウンドがネット68、ファイナルラウンドはネット67と、コンスタントにスコアを作り結果は、トータル207ストロークでした。
2位の選手へ3打差を付けての勝利でしたが、3日間に及ぶ安定したスコア作りが、ビッグタイトルを手中に出来た要因だったと言えます。
小笠原様は会員歴約30年を誇る大ベテランですが、これまでこの様なビッグタイトルに恵まれた事が無いと言いつつも、1994年にはグランドチャンピオンを獲得しております。
この度のビッグタイトル獲得を何方へ先ず報告したいですか? と言う広報の質問に対し、小笠原様は「家庭で吉報を待ち望んでいる奥様へ伝えたい」、とお話し下さいました。
「やったよー」とお話しされるのでしょうか?
優勝のお話を伺う事が出来たのは、表彰式までの短い間でしたが、小笠原様のお話は途切れる事無く饒舌で、終始喜びを爆発させていました。
おめでとう御座います。
2019年6月2日この日は、A及びBクラスの月例競技が行われました。
広報担当者は丹沢コース2番ホールのティーングランド横で、Aクラスの方々のティーショットを撮影しておりました。
< 丹沢コース2番ホールにてティーショットを放つ長浜広喜様 >
後続組が途切れたひと時、ふと背中側の同コース8番ホールへ目をやれば、入って来た光景は何と下記のものでした。
長浜様と工藤豊様のお二方が、目土袋を手にディポット跡へ施用している姿でした。日本のフェアウエーは欧米の芝とは種類が異なる為、アイアンショット後は芝がばらけ、えぐられた跡のみが残ります。
このディポット跡へ目土を施して於く事で、芝の回復力が一段と高まります。更には後続組プレーヤーのボールが、そのディポット跡へ入ったとしても、不利な条件から打たされるアクシデントを防ぐ事も出来るのです。
< 丹沢コース8番ホールにて、グリーンが空くまでの間、目土作業を行う長浜様 >
他のプレーヤーへの思いやりばかりでなく、コースを大切にして下さる長浜様と工藤様の行為は、『グッドマナー』として称えられるものです。
長浜様がお帰りの時、フロントでお話を伺う事が出来ました。
長浜様によれば、「皆さんやっていますよ」と言う事では有りますが、ゴルファーの鏡の様な行為を敢えて取り上げさせて頂きました。
なお長浜様は当クラブ以外のコースでプレーされる時も同様に、時間があれば行っているとの事でした。工藤様に付いては、お話を伺う機会を逸してしまいましたので、此処ではお名前だけ使わせて頂きます。
2019年6月2日(日)穏やかな天候と成ったこの日、Bクラス月例競技へ参加された方々は、女性5人、男性57人の合計62人でした。
ハンディキャップ17から36までの会員の皆様は、富士コースをスタートし後半は箱根コースをまわる18ホールズです。
当日はネット62が3名も現れる激戦でしたが、見事優勝に輝いたのは39、42のトータル81でハンディキャップ19の吉川康宏様です。
< Bクラス優勝_吉川康宏様 >
優勝出来た要因を吉川様は、アプローチだったと自己分析されておられます。上手な方を手本に試行錯誤の結果、現在のスタイルを確立し、そして本日の好結果に結びついた様です。
吉川様は昨年までAクラスでご活躍されていたのですが、今年よりBクラスへの編成替えと成りました。
今後またAクラスへ返り咲く事を希望されており、理事長杯などの競技へもトライしたいと考えております。今後はハンディキャップ改正にもよりますが、是非チャレンジして頂きたいと思います。
今回ベストグロス81をマークされた方は、吉川康宏様と志村等様の御二方です。その方々のティーショット時の写真を掲載させて頂きます。
< 吉川 康宏様 >
< 志村 等 様 >
2位以下5位までの入賞者は、下記の皆様です。(敬称略)
2位 小林雅彦 43/40 グロス83 ネット62
3位 伊地知利夫 53/43 グロス96 ネット62
4位 志村等 39/42 グロス81 ネット63
5位 鈴木文夫 46/45 グロス91 ネット63
なお最終スコアが出揃う前に、好スコアを出された皆様のお声を伺っており、また写真も撮らさせて頂いておりますが、残念ながら掲載出来ないケースも御座います事を、何卒ご理解頂きたくお願い申し上げます。
皆様にはお帰りのところ、お時間を割いてご協力頂き、感謝申し上げます。
2019年6月2日(日)気温は朝から一日を通して大きな変化は無く、曇天でしたが非常に過ごしやすく、正しくゴルフ日和のなにものでも有りませんでした。
この日開催されたAクラスの月例競技へ参加された皆様は、ハンディキャップ4から16までの男性のみで47人でした。
Aクラスは丹沢コースをスタートして行き、バックナインは富士コースをまわる18ホールズです。
< Aクラス優勝_片岡裕晶様 >
Aクラスで見事優勝されたのは片岡裕晶様です。
35、38のトータル73でのラウンドは、ハンディキャップ12がものを言い、ネット61と言うスコアに成ったのです。
片岡様がマスター室前でアテスト中も、次々とホールアウトして来る片岡様を良く知るお仲間からは、「ハンディ12はずるい」と嫌味が連発されておりました。
ところでグロススコア73は、当日のベストグロスでも有りました。
片岡様は2018年1月より一念発起され、ゴルフスクールへ通われております。某コーチを師事し、スイング改造を行っているのです。
この地道な努力が少しずつ開花し、本日のベスグロ優勝があったのだと思われますが、片岡様をこの様に突き動かすモチベーションは何なのでしょうか。
いずれこのスイング改造が、更に大輪の花を咲かすのだと思われます。
なお2位以下の皆様の成績は下記の通りです。(敬称略)
2位 芦田修 35/40 グロス75 ネット64
3位 渡辺達也 38/37 グロス75 ネット64
4位 千葉保彦 42/39 グロス81 ネット65
5位 酒井徹男 38/38 グロス76 ネット67
2019年5月26日微風快晴のもと、38名様(男性37名、女性1名)のご参加を頂き、箱根コースから丹沢コースをまわる流れで、インテグレーションカップを開催する事が出来ました。
ハンディキャップは6の方から34の方まで広範囲の方が参戦されており、その日の調子如何でビッグスコアが飛び出す事も想定されるのが、本競技と言えます。
予想通りこの日ビッグスコアを出したのは堀内様でした。1組目スタートで飛び出した堀内様は、42、41のグロス83でホールアウトしました。堀内様のハンディキャップは20ですから、ネットスコアを63として一躍首位へ躍り出たのです。
< インテグレーションカップ優勝_片平拓様 >
もはやこのスコアは破れないのでは無いかと思われた後半、それも最終組でまわっていた片平拓(カタヒラ タク)様が、43、40のトータル83でホールアウトして来たのです。
堀内様と同スコアと言えども、ハンディキャップ22は片平様です。このハンディキャップが大きくものを言い、ネットスコアを61としたのです。
最後の最後におおまくりで堀内様を、首位から引きずり降ろしてしまったのです。堀内様にとっても大変ショッキングな一日と、成ってしまわれた事と思われます。
片平様によれば好スコアの要因は、パットとの事です。2メートル前後は言うに及ばず、4~5メートルほどの長めのパットも良く決まった様です。3オン1パット、これが片平様本日の基本的なプレースタイルでした。
片平様は約15年の会員歴をお持ちですが、長く海外赴任をしていた事から、クラブ競技へ参加出来る様になったのは昨年からとの事です。
この度の優勝で今後ハンディキャップを少なくされたとしても、それに恥じないスコアでまわれる様頑張りたい、との力強いコメントを残し片平様はクラブハウスを後にされました。